風呂場に出現した謎の長髪、その正体に目を疑う　「ホラーすぎる」と思いきや…

日本人は大半の人が毎日お風呂に入る習慣があるが、「年に一度だけ入る」という動物もいるようだ。今ツイッター上では、ある動物のお風呂シーンがホラーすぎると話題になっており…。

【話題のツイート】風呂場に広がった長すぎる毛が衝撃的

 

■特別天然記念物のあの鶏

今注目を浴びているのは、ツイッターユーザー「ナンシー・クレオパトラ・ドゥ・メディシス」さんのある投稿。「さー　大仕事　シャンプーするぞ」というコメントを添え、1枚の写真を投稿した。

写真には自宅かと思われる風呂場が写っており、床には何やら長すぎる毛が…。思わず目を疑ってしまうほどの「ホラー感」は否めないが、よくよく見てみると、その正体は特別天然記念物の『土佐のオナガドリ』（尾長鶏）。ニワトリの品種のひとつで、オスの尾羽が極端に長くなるのが特徴なのだという。

尾長鶏の存在を知らなかった記者はこの投稿を見て大いに驚いてしまったが、投稿者はお風呂から仕上がりまでの様子や普段の様子もアップしており、その姿は特別天然記念物というだけあって、神々しささえ感じるほど美しいのだ。

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■「めちゃくちゃカッコいい」

この写真は投稿後2日で9万件を超えるいいねが寄せられ、「大変な努力の上の美しさなんですね」「すごい綺麗　ラプンツェルみたい」「まるで人の髪の毛みたいです　ツヤツヤが凄い」「めちゃくちゃカッコいい」と絶賛するコメントが相次いでいる。

一方で、「一瞬人の髪に見えてホラーかと思った」「心霊写真？」「貞子かと思った」など、ホラー要素に注目した声も散見された。

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■お風呂タイムは予想以上に…

話題になったツイートについて投稿者に話を聞いたところ、写真に写っている尾長鶏は「玉鬘（たまかずら）という名前で、今年6歳。ペットとして飼育しているそうだ。

こんなにも尾羽が長いのだから、入浴には丸一日を費やしていたそうだが「シャンプー、乾燥、仕上げで3時間ほどの時間がかかりました」とのことで、予想以上に短時間で済むと判明。

また「鶏自体そんなに洗うものではない」と前置きし、「品評会前と換羽といって、年に一回羽が生え変わる時期があり、生え変わった後にシャンプーします」とも補足してくれたのだ。

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■「生きている限り…」

最後に、投稿者が思う尾長鶏の魅力については「尾羽の美しさも去ることながら、腰に生える蓑羽と呼ばれる白くて細い羽の美しさもあります。また、生きている限り伸び続ける尾羽は、尾長鶏自身が元気に長生きしなければ見ることができません」と語っている。

ちなみに、玉鬘の尾羽の長さは566cmあるそうだが、ギネス記録の尾長鶏は18歳で13mの尾羽があったとのこと。現在6歳の玉鬘が18歳になったとき、現在のギネス記録を抜くことは十分可能なのではないだろうか。今後の成長はもちろん、伸び続ける尾羽の長さにも目が離せない。