ときには幻滅も… 約6割が経験している「憧れの存在」との出会いとは
人間的にできた相手に対して、好印象を持つことは多いですが…。
尊敬する相手がいれば、人生を送る上で強い力になってくれるだろう。しかしそう簡単に、人間的に尊敬できる人は現れないのかもしれない。
■約6割、尊敬する人に巡り会う
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「人との出会い」に関する意識調査を実施したところ、全体で61.9%の人が「尊敬する人に巡り会えた経験がある」と回答した。
男女別では、男性が57.0%、女性が66.7%となっていた。
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■女性に多い傾向
性年代別で見ても、多くの年代で男性よりも女性の割合が高くなっている。
女性のほうが、相手に対して尊敬の念を抱きやすい人が多いのだろうか。
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■気配りのできる友達を
友達に対して尊敬の気持ちを持つ20代女性は、「同い年の友達は、周囲の人にいつも気配りができる優しい性格なんです。私は気分の浮き沈みが激しいところがあるので、彼女のことは友達ながらも人間として尊敬しています。彼女の優しさに、いつも助けられているんです」と話す。
ただ少し心配もあるようで、「友達でもあるので、無理しすぎていないのか心配になりますね。いろんな人に気を遣っている感じなので、私なら絶対に疲れてしまうと思います。私が少しでも、彼女の気持ちを癒やせればいいなと思っているのですが…」と続けた。
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■尊敬していた上司なのに…
尊敬していた上司が苦手になった20代男性は、「上司にはたくさんのことを教えてもらったので、とても尊敬していました。しかし人事異動でやってきた部長と上司の意見が合わず、だんだんとストレスをためていったようで…。そして下の立場の人に当たることで、ストレスを発散しだしました」と語る。
態度の豹変にショックを受けたようで、「あれだけ尊敬をしていた上司でしたが、一気に嫌いになってしまいました。つらい状況にいるのはわかりますが、それでも立場の弱い人に当たるのはありえません。好きだっただけに、ショックですね」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
対象:10代~60代男女1,000名