お彼岸に欠かせない「おはぎ」ランキング 人気1位はあんこかきなこか…

お彼岸に食べたい和菓子「おはぎ(ぼたもち)」。粒あん、こしあん、きなこ、ごまなど様々な味があるが…。

2023/03/17 05:45


おはぎ

来週は春分の日、春のお彼岸だ。お墓参りをするなど先祖に感謝する習わしだが、お彼岸らしい食文化もある。おはぎ(ぼたもち)もそのひとつだ。


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■季節で呼び名が変わる説も

おはぎは、もち米もしくはもち米にうるち米を混ぜたものを粒が残る程度につき、団子状に丸めて表面にあんこやきなこなどをまぶしたもの。餅と違って途中までしかつかないので「半殺し」とも呼ばれる。

ちなみに、店頭などでは一年中「おはぎ」として売られていることが多く、Google検索でのヒット件数も「おはぎ」が「ぼたもち」を大きく上回るが、本来は季節によって呼び名が変わる食べ物の説もある。

秋の彼岸は、小豆あんの色を秋の七草にも数えられている萩の花の色に見立てて「おはぎ」。春の彼岸は、同じく春に咲く牡丹の花に見立てて「ぼたもち(牡丹餅)」。

現代ではほぼ使われないが、夏は「夜船」、冬は「北窓」といずれも途中までしかつかないことから「つきしらず」の言葉遊びにちなんだ呼び名も。なお、この記事では、検索ヒット件数が最多の「おはぎ」で以下統一する。


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■「粒あん」が一番人気

家庭でも作られる身近な和菓子として暮らしに溶け込んでいるおはぎだが、地域や家庭によって味わいも様々だ。どんな味が人気なのか、3月3〜6日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に調査してみた。

好きなおはぎランキング

人気1位に輝いたのは、粒あんで、得票率は34.2%。こしあんが27.7%で続く。「おはぎ=小豆/あんこ」という勢力は根強いようで、あんこ派だけで6割を超えた。3位はきなこで18.5%。

枝豆をつぶしたずんだあんが4.9%。最近、さまざまな和菓子やスイーツで人気のずんだは東北地方の料理法なので、東北では9.0%と同地域でのきなこと同じ支持率となった。あんこ、きなこと一緒に家庭でもよくつくられるごまは3.2%だった。


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■女性の好みは多様

ちなみに男女別では、順位は変わらないものの男性は粒あん・こしあんに人気が集中。いずれも3割台となった。女性はこしあんの人気が低く、男性よりきなこやずんだの人気が高い。

女性と一緒におはぎを食べる際は、あんこだけでなく幅広い味わいを用意したほうが喜ばれるかもしれない。

好きなおはぎランキング

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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年3月3日~3月6日
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)

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