侍ジャパン・準決勝の相手はメキシコ 打線の破壊力で優勝候補・プエルトリコを撃破

WBC優勝候補のプエルトリコを破りメキシコが準決勝進出。アロサレーナ選手に要注意?

2023/03/18 14:45

侍ジャパン

18日に行われたWBC2023準々決勝プエルトリコ対メキシコ戦はメキシコが勝利。準決勝で侍ジャパンとの対戦が決定した。



 

■プエルトリコに勝利

2大会連続で決勝に進出しているプエルトリコ代表が有利という下馬評もあったこの1戦。

序盤にプエルトリコが4点を先制し優位に立ったものの、じわじわと点数を返したメキシコ。2点ビハインドで迎えた7回裏に無死満塁のチャンスを作り、2本のタイムリーで逆転に成功する。

このリードをメキシコ投手陣がピンチを迎えながらもしのぎ切り、準決勝に進出した。


関連記事:GG佐藤、WBCメキシコ戦解説をアピール? 現役時代「メキシコ人と同部屋で…」

 

■打線が活発

1次リーグでメキシコ代表はアメリカに11対5で圧勝すると、カナダとイギリスにも勝ち、リーグ1位で準々決勝に駒を進めた。

その原動力ともいえるのが、活発な打線。オリックス・バファローズに所属した経験を持つジョーイ・メネセス選手はアメリカ戦で2本塁打を放つなど活躍。また、要所でタイムリーやホームランが出ており、得点力が高い。


関連記事:ヌートバー選手は「応援したくなる」 元巨人・清水隆行氏が魅力と打撃を解説

 

■アロサレーナ選手が牽引

日本代表のラーズ・ヌートバー選手のような「牽引役」となっているのが2021年のMLB新人王で、タンパベイ・レイズに所属するランディ・アロサレーナ選手。

コロンビア戦では同点ホームランを放つなど勝負強い打撃を連発しており、ヌートバー選手の「ペッパーミル」にのような腕を組むポーズと気迫を前面に出すスタイルで、チームを鼓舞。プールCのMVPを獲得した。

プエルトリコ戦でも1点リードの8回1アウト1塁で、頭を越えるような大飛球をジャンピングキャッチ。メキシコ準決勝進出の原動力ともいえる活躍を見せている。ワールドシリーズでも活躍しており、大舞台には無類の強さを発揮する選手だ。


関連記事:EXITりんたろー、アルゼンチンの底力に感服 「決勝行く確率相当…」

 

■大谷翔平選手の同僚が先発か

投手はやや不安視されているものの、21日の日本戦には大谷翔平選手と同じロサンゼルス・エンゼルスのパトリック・サンドバル投手の先発が確実。

サンドバル投手はエンゼルスで昨シーズン防御率2.91と好成績を残した左腕。右打者の外角に逃げていくチェンジアップと、左打者へのスライダーを得意としている投手だ。

日本は佐々木朗希投手の先発が有力。アメリカとプエルトリコに勝利し勢いに乗るメキシコ打線を日本の投手陣がどのように抑えていくかが、勝負のポイントになるのではという声が上がっている。

・合わせて読みたい→EXITりんたろー、アルゼンチンの底力に感服 「決勝行く確率相当…」

(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治

WBC 侍ジャパンの死角【Amazonでチェック】

野球日本メキシコ大谷翔平侍ジャパンプエルトリコWBC2023
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング