WBC準々決勝でアメリカがベネズエラに苦戦 「アメリカ負け」トレンド入りも
WBC準々決勝でアメリカがベネズエラに勝利。劇的満塁ホームランがアメリカを救った。
19日(現地時間18日)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝・アメリカ対ベネズエラ戦がアメリカ・マイアミのローンデポ・パークにて行われた。アメリカが苦戦し、ツイッター上で注目が集まった。
■アメリカ対ベネズエラ
2017年の前回大会で優勝しているアメリカは、自国でベネズエラと対戦。先攻のアメリカは1回、先頭打者のムーキー・ベッツ外野手が内野安打で出塁し、後続もヒットを連発。5人で3点を奪った。
しかしその裏、ベネズエラが食らいつく。一死1塁の場面で3番ルイス・アラエス内野手がライトスタンドへホームランを放ち1点差に縮めた。
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■ベネズエラの猛攻
2、3回はともに無得点に終わったが、4、5回アメリカが1点ずつ獲得しベネズエラを突き放す。3点差とされたベネズエラは、5回から登板したアメリカの2番手ダニエル・バード投手を捉える。
四球、安打、死球で満塁とすると、バード投手の暴投の間にランナーが帰塁し1点を返す。その後もバード投手が四球を与えて満塁に。セカンドゴロの間に1点をあげて1点差に迫る。
1死1、3塁のチャンスが続き、サルバドール・ペレス捕手が放ったレフトへのタイムリーツーベースヒットで同点。さらに犠牲フライから1点を奪って逆転に成功した。1点リードで5回を終えるも、ベネズエラは7回裏に1点を加えて2点差とする。
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■逆転満塁ホームランで劇的勝利
前回王者の敗退がよぎる展開となったが、8回表にアメリカが反撃。無死満塁で9番打者トレイ・ターナー内野手が打席に立つと、レフトスタンドにホームランを放った。
劇的な一打でアメリカが終盤に逆転し、8回をデビン・ウィリアムズ投手、9回をライアン・プレスリー投手が無失点に抑えて見事勝利した。
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■「アメリカ負け」がトレンド入り
スター選手が集うアメリカだが、一時劣勢となったことが注目を集めツイッター上で「アメリカ負け」がトレンド入り。
「え、アメリカ負けマジ??」「トレンドにアメリカ負けがあったから凄いビックリしたけど、満塁ホームランで逆転しててさらにビックリした(笑)」といった反応が上がっている。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)