侍ジャパン、準決勝最大の敵は時差ボケ? 元メジャー高橋尚成氏が「そこが一番大変」
21日にメキシコとの準決勝を控えた侍ジャパンだが、元メジャーリーガーの高橋尚成氏は“ある大敵”を懸念し…。
読売ジャイアンツ・メジャーリーグなどでプレーした野球解説者の高橋尚成氏が、19日に自身のYouTubeチャンネルへ動画を投稿。21日朝に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝・日本対メキシコ戦について分析した。
■プエルトリコよりは戦いやすいと分析
大会は18日にメキシコ対プエルトリコの準々決勝が行われ、メキシコが勝利し準決勝へ進出。侍ジャパンと激突することになったが、高橋氏はこれに「プエルトリコのほうがやりにくい相手」との持論を展開した。
理由に関しては、プエルトリコにはメジャーで大谷翔平選手とバッテリーを組んだマルドナード選手がおり、クセや弱点が知られているかもしれないと懸念。
また、横浜DeNAベイスターズのソト選手も代表であり、日本の情報が知られていることから「(メキシコのほうが)日本にとっては戦いやすい相手じゃないかなと思う」と述べた。
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■「一番大変」と指摘したのは…
続けて、メキシコの戦い方を分析すると、ここまで打線を繋いできた近藤健介選手がキーマンになると予想。投手陣は第2先発がカギになるとし、高橋奎二投手や宮城大弥投手の名前を挙げた。
その後は球場の特徴も語っていったのだが、最後には「そこが一番大変じゃないかなって思う」として、舞台であるマイアミと日本の“時差ボケ”が壁になると指摘する。
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■通常なら2週間を要する
高橋氏は「ほぼ真逆なんですよね、夜と朝が」「やっぱりキツイとは思う」と語り、「大体、1時間で1日と言われているんですよ、時差ボケ治るのに」「(時差が)13時間ってことは、本来だったら2週間くらかかる」とコメント。
まだ体が慣れない中での戦いに懸念を示したが、一方で「対策は練ってると思うんですよね。どうしたら寝られるのかとか、体が早く戻るのかとか」「着いて何時間後かには佐々木(朗希)投手とか練習したって聞いてるので」と楽観視もしている。果たして、本番ではどんな戦いが繰り広げられるのか。