お彼岸の風習「お墓参り」 1年以内に行った人の割合は…
忙しかったり、実家が遠かったりするとついつい間が空いてしまうお墓参り。お彼岸を前に調査してみたところ…。
18日からは、春の彼岸入り。彼岸は、春分・秋分の日を中日として前後7日間続くので、今年は、21日の春分の日を中心に、18日から24日までは彼岸となる。
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■お彼岸の風習に
お彼岸は、日本では先祖に感謝する日として知られている。おはぎ(ぼたもち)を食べる食文化もあるが、一般的には、春と秋の彼岸にお墓参りに行く人が多いのではないだろうか。
しかし、お墓が地方にある、家族と疎遠になっている…といった理由で墓参りに行けていない人もいるかもしれない。世間は、どれくらいの頻度でお墓参りをしているのだろうか。
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■4割以上が「1年以内に」
Sirabee編集部が、3月3〜6日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「直近でお墓参りに行った時期」について調査したところ、最も多かった回答は「1年以内」で45.2%だった。年に1回〜数回程度は先祖のお墓を訪れる人が多いようだ。
しかし、2番目に多かった答えは「5年以上行っていない」で27.2%。「2〜3年以内」が16.4%で、「5年以内」が11.2%だった。
年中行事として定期的に行く人とたまにしか行かない人でおおよそ半々くらいに分かれている様子がうかがえる。
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■60代が最多
なお、お墓参りの習慣は世代によっても大きな差があるようだ。直近1年間にお墓参りに行った割合が最も高かった世代は男女とも60代で、女性は71.4%、男性も63.9%に及ぶ。
若い世代ほど低いというわけでもなく、40代男性が32.9%と最少だった。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)