WBCメキシコ戦で村上宗隆がサヨナラ打 大逆転にイチロー氏と重ねるファンも
WBC準決勝で侍ジャパンがメキシコに大逆転勝利。サヨナラタイムリーを決めた村上宗隆選手に、“あのとき”のイチロー氏と重ねるファンも。
21日(現地時間20日)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝・日本対メキシコ戦が行われている。ここまで打撃不振の村上宗隆内野手が大逆転タイムリーを成し遂げ、「イチローの再現」と話題になっている。
■「イチロールート」
8回を終えて4対5と1点を追う状況の日本。厳しい状況の中で、多くのファンが逆転を祈っていた。
その中で、「てかこれ村上イチロールートだろ」「2009年のイチローも相当調子が悪かったけど最後に決めたもんな 村上も執念の一打を見せてほしい」と、2009年大会でのイチロー氏と村上内野手を重ね合わせる声が上がった。
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■2009年のイチロー氏
2009年大会に出場したイチロー氏。安打製造機として期待がかかっていたが、決勝までの打率は2割1分1厘と絶不調だった。
しかし、決勝の韓国戦で本領を発揮。延長10回の裏で二死2、3塁。ファウルで粘った8球目、センターへの2点タイムリーヒットを放ち、日本を優勝に導いた。
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■「村上頼む」
村上内野手も今大会不調のため、当時のイチロー氏を想起したファンが多かったよう。ツイッター上では「イチロー」がトレンド入りした。
「村上頼む」「村上復活の舞台はできている」と期待の声が上がるなか、9回裏、先頭打者の大谷がツーベースヒットを放り、最後は村上がサヨナラタイムリーで大逆転。
日本中のファンが歓喜の渦に巻き込まれた。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)