侍ジャパン・周東佑京の快足に驚きと称賛 村上宗隆の長打で決勝ホームイン

WBC準決勝メキシコ戦でサヨナラのホームを踏んだ周東佑京選手の快足に驚きと称賛の声。

2023/03/21 14:20


日本時間の21日に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝日本対メキシコ戦、サヨナラのホームを踏んだ福岡ソフトバンクホークス・周東佑京選手に称賛の声が上がっている。



■1点ビハインドで9回裏へ

1点ビハインドで迎えた9回裏、先頭の大谷翔平選手が2塁打で出塁。同選手は1塁ベースを回る際ヘルメットを飛ばし、2塁に到達すると日本ベンチを鼓舞するようなポーズを見せた。

続く打者は7回裏に同点スリーランホームランを放った4番・吉田正尚選手。メキシコのガイェゴス投手はホームランで逆転サヨナラということもあり、警戒したのかフォアボールを出してしまう。

5番の村上宗隆選手が打席に入るところで、栗山英樹監督は1塁ランナーを吉田選手から周東選手に交代。延長タイブレークに入った場合打席が回る可能性もあったが、勝負に出た。


関連記事:村上宗隆選手の活躍を新井貴浩氏が称賛 「侍ジャパンでも素晴らしい」

■村上選手の二塁打で…

ここまで不振を極めていた村上選手は、ガイェゴス投手の球を左中間に弾き返し、フェンスにダイレクトで当てる。

大谷選手が3塁を回ると、すぐ後ろに周東選手の姿が。センターからの返球を受けた中継の内野手がホームに投げるころには、同選手はすでにサヨナラのホームベースを踏んでいた。

ネット上では打撃不振から蘇った村上選手への称賛とともに、1塁から一気にホームに帰ってきた周東選手に「足が速すぎる」「陰のヒーロー」「速すぎてビックリした」などの声が上がり、「周東の足」がトレンド入りした。


関連記事:鈴木誠也、村上宗隆への“愛あるイジリ”が大反響 「そろそろ打てや村上」が話題に

■決勝でアメリカ代表と対戦

序盤に佐々木朗希投手が3ランホームランを許したうえ、メキシコ代表のランディ・アロサレーナが好守を連発するなどして苦しい試合展開となった準決勝。

不振を極めていた村上選手のサヨナラ打で勝利し、2009年以来の世界一をかけ、アメリカ代表と対戦する。

過去最強といわれる両チーム同士の激突は接戦が予想されるだけに、終盤戦の大事な場面で起用される「周東の足」が、決勝戦でもチームを救う可能性がありそうだ。

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)や侍ジャパン関連記事はこちら

・合わせて読みたい→村上宗隆選手、今季最終打席で日本人最多56号 歴史的一打にSNS大興奮

(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治

WBC 侍ジャパンの死角【Amazonでチェック】

メキシコ大谷翔平村上宗隆吉田正尚WBC2023
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング