侍ジャパン・源田壮亮の好守備に称賛 「源田の1ミリ」がトレンド入り
WBC準決勝・源田壮亮選手のプレーに称賛。往年の名ショートになぞらえる声も。
日本時間の21日に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝日本対メキシコ戦で、埼玉西武ライオンズ・源田壮亮選手が見せた活躍に称賛の声が上がった。
■メキシコが先制して苦しい展開
先発の千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手が4回裏にルイス・ウリアス選手に3ランホームランを浴び、苦しい展開となった侍ジャパン。
5回裏には読売ジャイアンツ・岡本和真選手のホームランをレフトのランディ・アロサレーナ選手がジャンピングキャッチして、「ドヤ顔」をする場面も。その後満塁のチャンスを作り、近藤健介選手が再びレフト頭上を襲う打球を放つも、再びアロサレーナ選手がファインプレーを見せ、得点することができなかった。
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■源田選手が好守で流れを作る
流れを作ったのが、7回表。1アウト1塁からアラン・トレホ選手が盗塁を試み、セーフの判定。
ところが栗山英樹監督がビデオ判定を要求。映像では源田選手のタッチをトレホ選手が交わすようにして2塁ベースに滑り込んでおり、かなり微妙なものに。
結局源田選手のタッチがわずかに速くトレホ選手に触れているということになりアウトに。打者が三振したため、ダブルプレーとなった。その裏、吉田正尚選手に同点3ランホームランが飛び出し、試合を振り出しに戻した。
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■送りバントを成功させる
同点もつかの間、8回表に山本由伸が2失点を許してしまう。日本はその裏ノーアウト1、2塁のチャンス。
ここで源田選手が打席に入り、送りバントの構え。2球失敗してしまったが、スリーバントを成功させランナーを進めた。結局同点にはならなかったが、ランナーを進めたことで西武の同僚・山川穂高選手の犠牲フライによって1点を返した。