WBC侍ジャパン優勝後、予選敗退のチェコ代表から発信された「2つのメッセージ」 

WBC予選ラウンドで侍ジャパンと対戦したチェコ代表。日本の優勝後、チェコ野球協会、そしてサトリア投手から祝福の投稿が。

試合後日本代表へ一礼するWBC・チェコ共和国代表

22日、見事14年ぶりの世界一に輝いたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の侍ジャパン。悲願の優勝劇に、予選で戦ったチェコ代表たちからも祝福の声が上っている。

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■善戦したチェコ代表

入場するWBC・チェコ共和国代表

1次予選ラウンドから1敗もすることなく優勝の道を突き進んだ侍ジャパン。

予選3戦目となった11日の試合ではチェコ代表と対戦し、10対2で勝利。しかし、最速120キロ台という“スロー”ストレートを駆使する軟投派・サトリア投手に翻弄され、2回終了時点で0対1と侍ジャパンが劣勢に立たされるという局面もあった。

ちなみにチェコには国内プロ野球リーグがなく、メジャーリーガーもいない。野球においてはまだ発展途上にあり、大半の選手が別の本業を持っている。先発したサトリア投手の本業は電気技師だ。


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■リスペクト忘れない姿勢

試合後日本代表へ一礼するWBC・チェコ共和国代表

そんな環境下、元WBC王者・日本代表相手でも精一杯戦い続けたチェコナイン。

試合には敗れたものの、日本代表の勝利インタビューをベンチ全員で見守ったほか、侍ジャパンに向かって帽子をとって一礼するなど、対戦相手へのリスペクトを欠かさない紳士的なチームとして、日本でも評判となった。


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■「素晴らしい試合」「SAMURAI」

そしてその試合から11日後、侍ジャパンは次々強敵を倒し優勝を決めた。

チェコ野球協会の公式Twitterは優勝決定後、「素晴らしい試合」「おめでとう! チェコ共和国のサムライより」と祝福のメッセージ。そして次回大会である2026年のWBCに触れ「私達は2026年、そこにいます」とさらなる意気込みを明かした。

サトリア投手は、「CHAMPS JAPAN」と書かれた日本代表のビジュアルに「SAMURAI」の文字を加え、さらに日本をイメージしたのか「鳥居」、「トロフィー」の絵文字を追加した画像をインスタグラムのストーリーに投稿し、優勝を祝っていた。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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