ミッツ、岸田文雄首相の“必勝しゃもじ”贈呈を疑問視 ふかわりょうも「抵抗がある」
岸田文雄首相がウクライナに送った「必勝しゃもじ」にミッツ・マングローブが…。
23日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)でミッツ・マングローブが岸田文雄首相がウクライナを訪問した際に贈った「必勝しゃもじ」について持論を展開した。
■岸田首相がウクライナにしゃもじを贈呈
番組はウクライナを訪問した岸田首相が、広島県の宮島で作られた50センチ大のしゃもじを贈ったニュースを取り上げる。
しゃもじにはゼレンスキー大統領宛に「必勝」「岸田文雄」の署名入り。しゃもじには「敵を召し捕る」という意味があり、日本ではゲン担ぎに使われているのだと紹介された。
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■ミッツが持論を展開
ミッツは岸田首相の「しゃもじ贈呈」に「これはいろいろな解釈を、誤解を含めてされてしまうパフォーマンスだったかもしれませんね」と語る。
さらに「戦火の真っただ中にあるところに、もらってもちょっと困るようなものを持って行くという神経や、日本国の首相という立場で勝ち負けに言及するのは、日本が持つ平和主義みたいなものに触れてしまうのではないかと。見ていてドキドキしますね」とコメントした。
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■ナジャも疑問視
ナジャ・グランディーバも「岸田さんは広島の方で、G7も広島であるから、広島にこだわって、なにをプレゼントしようかなと考えたときに、宮島のしゃもじがひらめいて。『これ、すごい良いものをひらめいたな』とたぶん本人は思ったのでは」と指摘する。
そして「立派なものを用意して持っていったのはそういうことだと思うんですけど、ウクライナの人にしたら、『これはなんなんですか』ってなってしまいますよね。うまいこと説明しないと」と話す。
話を聞いたミッツは「そこは説明はして、気持ちは伝わっていると思う。もちろん宮島のしゃもじは素晴らしい伝統工芸品だと思うけれど、この時点でやるパフォーマンスとしては、正解はないんだろうけど、どうなんだろうな」と疑問視した。
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■ふかわは「抵抗がある」
ふかわりょうも「もし私が選べる立場にいたら、これはちょっとリスキーなお土産だとは思います。広島というアピールは前面に出すものではなく」と指摘。
続けて「ご本人はアピールという狙いは一切なく、清らかな気持ちで贈っているのかもしれないけれど、私は抵抗がありますね」と持論を展開する。
ミッツも「このメッセージがウクライナだけではないところに、いろいろな意味で届いてしまう」と話していた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)