デーブ・スペクター、テレビ番組のテロップ濫用に苦言 「やりすぎている」
デーブ・スペクターがテレビで用いられる「テロップ」の歴史を語り、現状に苦言を呈した。
24日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、デーブ・スペクターがテレビ番組の「テロップ」について語った。
■テロップがバラエティ番組の演出に
番組は「バラエティ番組にとってテロップはお笑いを生み出す演出方法になっている」とする記事を紹介。
最近は「?」などテロップがツッコミの役割として使われているそうで、実際に『バラいろダンディ』で過去にデーブが真偽不明なギャグを飛ばした映像に「?」を入れる様子が放送された。
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■デーブがテロップの歴史を語る
デーブはテロップについて「日本が作っている独自のもので、アメリカのテレビは一切ない。名前すら出ない、テロップ。ゲストとか。ヨーロッパもそうですけども」と指摘する。
続けて「でも、もう慣れちゃって。もともとバラエティで始まって。記憶では、よみうりテレビの『たかじんnoばぁ〜』というシャレた番組で、そのときにシャレで入れただけなんですよ」と語る。
そして「確認するためのテロップではなく、この番組で言った発言を語録みたいにして、真ん中にあったんですよ。わりとシャレた白い字で、いろんなデカい字じゃなくて、ちょっと洗練されていた」と説明した。
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■『サタスマ』では生テロップ?
さらに「たまたま日本テレビでも放送していたので、目に入ったのか、東京の番組がちょっとマネするようになって、それであたりまえのようになった。ただ本来はバラエティで芸人がおもしろいこと言ってるとかで良かったんですけど、今はニュースでもなんでも入っています」とデーブ。
続けて「すべての番組に収録だったら入っている。生番組では入れられない。昔『サタスマ』って香取慎吾さんの、テレ朝の。あれは生で引き出しスーパーをやっていました。急いで、後追いになっちゃうんだけど、追いかけるの大変だけど、おもしろかったですよね」とコメントした。
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■「ちょっとやりすぎ」と苦言
テロップの現状についてデーブは「今はAIとかで耳の不自由な方のためにやろうと思えば、ほぼ同時にできるんですけど、基本的に収録番組で味付けのためにやっているんだけど、今もう本当にちょっとやりすぎているかなって気がしますね」となどと苦言を呈していた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)