ついネガティブに… 約7割が「人と比べたとき」に感じてしまう気持ちとは
自分らしさを大切にして、健やかに生きてききたいものだが…。
人と比べる行為は、あまりメンタルにいいことではないかもしれない。とくに人より劣っていると感じた場合には、自分を責めてしまう人もいるだろう。
■約7割「人と比べて劣っている」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で70.6%が「人と比べて自分は劣っている部分が多いと感じている」と回答した。
男女別で見ると、男性が65.2%、女性が76.1%となっていた。
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■容姿に自信がなさすぎて
自分の容姿に自信が持てない20代女性は、「自分の見た目には、まったく自信がありません。子供の頃からおとなしい性格だったため、周囲に容姿をからかわれることがありました。その頃の影響を、今でも引きずっているのかもしれませんね」と気持ちを述べた。
見た目は少し垢抜けたようだが、「大人になってメイクも覚え、周囲からも『垢抜けた』と言われることが多くなりました。それで自信を持てばいいのですが、どうしても『私なんて』との気持ちが拭えません。もっと、前向きになりたいのですが…」と話を続けた。
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■よくミスをしてしまう
ミスが多いことを気にしている30代男性は、「自分は抜けているところが多く、よく忘れ物や遅刻をします。プライベートだけならまだいいのですがたまに仕事でもやらかしてしまうことがあり、周囲に迷惑をかけてしまうんです。大きな失敗をしてしまったときには、とことん落ち込んでしまいますね」と話す。
さらには、「ミスするのは圧倒的にプライベートのときなのが、まだ救いなのかもしれません。仕事のときは気を張っているので、なんとか失敗が少なくて済んでいるのでしょうね。それでも他の人よりはミスが多いので、周囲の人はあきれていると思います」と続けた。
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■比べないようにしたいのに…
人より劣っている部分があると感じている人からは、「人と比べて優劣つけたくなるけど、いつも私が劣側なんだよな」や「昔から人に劣る部分が多かった。一方で、かなり限定的だけど周りよりも飛び抜けて優れている部分がある」などのツイートも。
また人と比べないようにしているものの、「人と比べないというのが、なかなかできない。とくに自分をより優れていると感じる人を見かけると、どうしても自分のダメさに目がいってしまう」と悩んでいる人もいた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代男女1,000名