和田アキ子、会社設立の山口達也氏にコメント　「過ちを犯したことは…」

歌手の和田アキ子が26日、MCを務める『アッコにおまかせ！』（TBS系）に生出演。会社を設立した元TOKIO・山口達也氏にコメントした。

■引退以来の表舞台に

山口氏は24日までに、各種依存症者向け講演活動や企業向け危機管理セミナーなどを事業内容とする『株式会社 山口達也』の設立を発表し、公式サイトやツイッターを開設。

自身の症状についても、「私がこの度患っている『アルコール依存症』は、完治しないと医師に宣告されました。この病気と一生付き合って行こうと決めました。この病気を克服する方法はただ一つ、『アルコールを一生一口も飲まない』ことです」などとつづり、芸能界引退以来5年ぶりの表舞台として話題になっていた。

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■ジムが一緒だったとの縁が

番組がこのニュースを紹介すると、和田は「昔、通ってたジムが一緒だったんですよ」と縁があることを告白。

「本当に穏やかな子で」とその人格にも触れると、「でも、完治しないって言われると…　口にしなきゃいいって簡単に言うけど、やっぱり、本人の意志しかないからね」とアルコール依存症について語り始めた。

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■依存症患者のつらさを語る

和田は「もうだって、本当に（アルコール依存症と）戦ってる人は、みりんとか見てもダメとかね。（酒を）想像しちゃうから。料理酒もダメとか」と、アルコール依存症の治療がいかに難しいかを語る。

「想像するものは全部ダメっていう」「すごいある意味、知らない人が聞いたらえぇっ！？　って思うけど、それで戦ってる人がいるんですよね」「見た目で分かんないから」とも続け、重ねて患者のつらさに触れた。

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■反省もふまえた事業に期待

こうしてアルコール依存症について語ると、自身の経験から患者をサポートする山口氏にもコメント。

「だから、山口くんは、過ちを犯したことはみんなが知ってるわけだから」「それを活かして…　活かすって変な言い方ですけど、『ふまえて』誰かのお役に立てれば」と、過去の反省もふまえた活動に期待した。

最後は「お酒が悪いわけじゃないの。飲み方なのね」と、アルコールはあくまで本人の問題だとも警告している。

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（文／Sirabee 編集部・玉山諒太）