『タモリ倶楽部』、最終回にまさかのハプニングで収録内容変更 ネットでは「ふつーに終わってしまった」
『タモリ倶楽部』の最終回放送。収録が盛り上がりすぎ、当初予定した収録を終えないまま「最後の挨拶」へ…。
テレビ朝日系で放送していた「タモリ倶楽部」が1日に最終回を迎えた。“普段通り”の脱力感ある放送内容に、ネットには早くも「タモリ倶楽部ロス」の声が相次いでいる。
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■総放送回数は1939回
1982年10月に放送が開始した同番組。
鉄道のほか、業界限定の手帳や都会の地形、そうめん調理法、下手歌レコード、冷奴などマニアックなテーマを深掘りし、タモリの知識量がいかんなく発揮される元祖脱力系バラエティとして長年愛され続け、その放送回数は1939回(4月1日放送の最終回)にも及んだ。
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■タモリ流レシピを訂正する内容
最終回は「巷の皆さん間違ってますよ!タモリ流レシピを訂正しよう!」というテーマで、ゲストに市川紗椰、劇団ひとり、爆笑問題・田中裕二が出演。
これまで料理通のタモリが披露してきたレシピが、ネットのレシピサイトで微妙に間違った形で掲載されていることを調理しながら指摘するという、いかにもタモリ倶楽部らしい放送内容だった。
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■「40年間、本当にありがとうございました」
しかしゲストたちとの調理と会話が盛り上がり、時間が押したためか当初予定していた3品を作り終える前にロケが終了するというハプニングが発生。
タモリがカメラに向かって「予定としては、ここでほろりとするようなあいさつが入るんですが、(ハプニングで)台無し(笑)。40年間、本当にありがとうございました。みなさま方の支持のおかげでここまでくることができました。感謝しています。お疲れ様でした」と急遽挨拶し、田中も「タモリ倶楽部らしいといえば、そういう気もしますけどね(笑)」とフォロー。出演者たちの拍手で番組は幕となった。
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■「ふつーに終わってしまった」
エンディングには「Dear sophisticated people,Thank you for 40 great years.」(親愛なる教養のある皆様、素晴らしい40年間をありがとう ※編集部訳)というテロップも。
ネットでは「ふつーに、終わってしまった。またこのフツーが良かった」「来週もありそうな感じのゆるい最終回」「予想以上にタモリ倶楽部らしい最終回」と、脱力感満載の最終回を称賛する声が相次いでいる。一方で、「本当に来週から無いの????って感じ」「終わったのか…辛い…」「タモリ倶楽部ロスがハンパない…」と悔やむ声も散見されている。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)