ビートたけし、侍ジャパン・栗山英樹監督への報道に皮肉 「負けてたらボロクソに…」
WBC準決勝を語ったビートたけし。栗山英樹監督への報道には思うところがあるようで…。
2日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしがワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表栗山英樹監督への報道に皮肉を浴びせた。
■元ロッテ・里崎氏が出演
日本のWBC優勝を元千葉ロッテマリーンズの里崎智也氏を交えて振り返ったこの日の放送。
話題は次期日本代表の監督に。東国原英夫はイチロー氏を推薦し、若新雄純氏は「たけしさんが次、監督をやってくれたらいいのに」と提言。東国原が「なにを言ってるんですか」と憤慨する。
まんざらでもなさそうなたけしは「なんだよ。いいじゃねえか、俺がやったって」とツッコミを入れた。
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■話題はWBC準決勝の采配に
大竹まことは「栗山さんは10歳以上歳をとった顔になっていた。それほどプレッシャーがすごかったと思って、優勝して良かったなと。じゃなかったら、どうなっているか」と語る。
そして話題はWBC準決勝メキシコ戦の9回裏に。東国原が「メキシコ戦で、村上さんを代えなかった。三振三振三振なのに」と指摘すると、野球好きのたけしは「あれは代えそうだったらしいぞ」とつぶやいた。
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■代打・牧原で決まっていた
現地で解説をしていた里崎氏は同調し「吉田が3ボールになるまでは代打牧原でバントは決まっていた」と話す。
続けて「ベンチの人が言うには、牧原が顔面蒼白で唇をプルプルさせて準備していたらしいんですよ。そらそうですよね」と明かす。
そして「3ボールになって、神様が『村上で行け』って栗山監督に来たらしいんですよ。栗山監督が言っていたんで。直感で村上行けとなって、それで村上が打った」と明かした。
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■たけしがWBC報道に皮肉
話を聞いたたけしは「負けてたらボロクソに言われてたんじゃねえか? 指導力がねえとかよ、友達みたいにやっているからああいうことになっているんだとか。もっときつくやれとか。結果論だよな、全部な」とコメント。
これには東国原も「栗山監督は歴史は勝者の歴史だとおっしゃっている。勝たないと意味がないんだと。ずっとおっしゃっていますね」と話していた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)