デーブ・スペクター、”偉大な音楽家”坂本龍一さんを追悼 「今頃天国で…」
デーブ・スペクターは、今年1月に亡くなった高橋幸宏さんに触れながら、坂本龍一さんを追悼。
テレビプロデューサーのデーブ・スペクターが2日、自身の公式ツイッターを更新。音楽家・坂本龍一さん(享年71)を追悼した。
■3月28日に死去
株式会社キャブとエイベックス・エンタテインメント株式会社は同日、公式サイトで、3月28日に坂本さんが死去したことを発表。
「2020年6月に見つかったがんの治療を受けながらも、体調の良い日は自宅内のスタジオで創作活動をつづけ、最期まで音楽と共にある日々でした」と振り返り、葬儀は近親者のみで済ませたと伝える。
そして、「Ars longa,vita brevis.芸術は長く、人生は短し」という坂本さが好んだ一節を紹介した。
関連記事:ナイツ塙、YMO・高橋幸宏さんの訃報に悲痛 「いっぱい聴きました」
■晩年はがん闘病
坂本さんは、1978年に『千のナイフ』でソロデビュー。同年に、細野晴臣と今年1月に亡くなった高橋幸宏さん(享年70)と「YELLOW MAGIC ORCHESTRA (YMO)」を結成した。
映画『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞、映画『ラストエンペラー』の音楽ではアカデミーオリジナル音楽作曲賞などを受賞し「世界のサカモト」と評される。
2014年7月に中咽頭がん、21年1月に直腸がんを公表するなど、晩年はがん闘病が続いていた。
関連記事:デーブ・スペクター、紅白歌合戦に皮肉? 「合戦は関ヶ原でもやってない」
■「今頃、天国で高橋幸宏さんと…」
訃報を受け、デーブは「坂本龍一は本当に偉大な音楽家でした。以前、僕のツイッターにコメントを頂き、ありがとうございました」とツイッター上での交流を回想。
「今頃、天国で高橋幸宏さんと再開されているのでしょうか」とつづり「心よりご冥福をお祈りします」と故人をしのんだ。