“すすきのいちやばい店”で衝撃的バイトテロ　鮮血をカクテルに混ぜた女性キャストを即解雇

“すすきのいちやばい店”と自称する、北海道・札幌のコンセプトカフェ「問題児コンカフェだぁく」が2日、リストカットして出た血液をカクテルに混ぜた女性店長についてTwitterで言及。「このような行為はバイトテロと変わりなく、断じて許される行為ではありません」と解雇したことを明かした。

【話題のツイート】女性店長を解雇するに至った経緯を説明した店側の投稿

■“問題児キャスト”を集めた話題の店

メイドやナース、小悪魔や海賊など業界には様々なコンセプトをテーマにした飲食店があるが、同店はメンタルが弱いいわゆるメンヘラなど「ガチの問題児を集めたコンセプトカフェ」（同店ツイートより）という新たな切り口で3月10日にオープン。

開店前の2月28日には「おそらく店の崩壊は早いと思います　ただ、問題児だからこそ可愛い　問題児だからこそ推せる　店が崩壊する前に是非あいにきてください　すすきの一やばい店ですが、間違いなく可愛いです」とTwitterで宣伝。またたく間にSNS上でファンを集めていた。

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■「店長を解雇」

オープン以降、「音信不通」「全員当欠」「メンタルが限界」などの理由でキャストが予定通りに出勤できない事象を連日店側は報告しつつ、時には満席になっている状況も伝えており盛況な様子だったが、4月2日になって「オープンから18日目にして店長を解雇したことをお知らせいたします」と記したツイートを投稿。

それによれば、女性店長のSNS上での発言や掲載写真について指導を続けていたものの改善が見られず、制御することができなかったことが理由として挙げられていた。

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■鮮血をグラスに…「バイトテロ」

女性店長のTwitterには、腕を刃物でカットした上で鮮血をグラスに注ごうとしている衝撃的な写真があり、それに対し店側は「本日の営業は全てのグラス交換を行うためお休みとさせていただきます。このような行為はバイトテロと変わりなく、断じて許される行為ではありません」と厳しい口調で非難。

女性店長側も客から頼まれてやったこと、店の売上のために行ったこと、そしてそのグラスは廃棄する予定だったことをつづり、弁明している。

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■店舗経営は継続

最新の店側の投稿では「各方面からのお叱りのお言葉等ごもっともです。ただ、このような行為は冗談で済まされるものではなく。大変危険な行為となります」と強調しつつ、「しかしながら、こういったコンセプトで人を集める以上、これを予期できなかった運営の責任だろうというお言葉はごもっともです。『一般的な職場では働きづらい女の子に少しでもお賃金を渡し、生活が安定することで精神的に安定する』という思いで、お店を始めましたが、正直だいぶ運営側は参っております」と吐露。

その上で「一人でも幸せになれるようもう少しだけお店を続けさせてください」とつづっている。