太田光、坂本龍一さんとの共演を回顧 「目の前で『戦場のメリークリスマス』を…」
亡くなった作曲家・坂本龍一さんを偲んだ9日の『サンデー・ジャポン』。太田光が特に印象的だったというのは…。
3月28日に亡くなった作曲家・坂本龍一さんについて、9日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)が特集。MCの爆笑問題・太田光らが、思い出とともに故人を偲んだ。
■「メジャーであると同時にマイナーである」
VTRで坂本さんの足跡が振り返られると、リモート出演の経済学者・成田悠輔氏は「ニューヨークで同じ整体師の人にお世話になってたりしてて」と面識があることを告白。
その音楽性については、「メジャーであると同時にマイナーであるみたいなことができた数少ない人」「YMOのポップとか、映画音楽・CM音楽みたいな、誰もが知ってるTVで流せるような音楽を通じて、多くの人の心を掴んで」などと評していった。
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■デーブ・スペクターは逸話を語る
タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクターは、「坂本さんの逸話の中で面白いと思ったのは、よくレコード店の店員さんに怒られてたと。どのジャンルの棚に置けばいいかわからないから」と話し、共演者の関心を誘う。
続けて、良原安美アナウンサーが「太田さん田中さんは、番組で共演されているということで」と水を向けると、太田は「一度だけ…」としてその印象を語り始めた。
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■共演歴のある太田光は…
太田は「目の前で『戦場のメリークリスマス』をピアノで弾いてもらったんですよ。痺れましたよねあれは!」と、当時の興奮を振り返る。
相方・田中裕二もこれにうなずくと、さらに「9.11のときに『ニューヨークから音楽が消えた』と坂本さんが言っていて」と当時話したというアメリカ同時多発テロのエピソードに触れた。
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■「音楽を止めちゃいけない」を実感
「あれからしばらく経って、セントラルパークだっけ? 誰かが『Let It Be』かなんかをギター持って来て弾き語りしたら、誰からともなくみんな歌って、また音楽が戻った」と、太田は坂本さんが話していたエピソードを明かす。
「一瞬(ニューヨークから音楽が)消えた瞬間があったんだっていうのを坂本さん話してたよね」と振り返ると、「だから、『音楽を止めちゃいけない』っていう坂本さんの思いはまさに、ずっと言ってたことなんだなって」とポツリ。生前の音楽活動に思いを馳せた。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)