武井壮、ChatGPTの教育への影響に私見 「点数付けて選考するなんて…」
対話型AI「ChatGPT」の教育への影響を懸念する声に私見をつづった武井壮。ファンからもさまざまな声が寄せられた。
元陸上選手でタレントの武井壮が11日、公式ツイッターを更新。話題の対話型AI「ChatGPT」について、教育への影響を懸念する声に対して持論をつづっている。
■文科省が指針を取りまとめへ
ChatGPTは、質問を入力するとすぐに自然な言葉で説得力のある回答が返ってくる対話型AIで、昨年11月に公開され、わずか2ヶ月で利用者が1億人を超えるなど話題に。
ただ、教育現場からは思考力や文章力の育成への悪影響を懸念する声もあり、アメリカ・ニューヨーク市などが、公立学校からChatGPTへのアクセスをブロックしたことが報じられた。
また、日本でも松野博一官房長官が、教育現場でChatGPTなどの生成AIをどう取り扱うかのガイドラインを文部科学省が取りまとめる方針であることを明かしている。
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■「情報や知識を活かして何ができるのか」
こういった声に対し、武井は「試験などでチャットGPTの使用を危惧する声が上がってるけど、もうそろそろ決まった答えや覚えてる人を点数付けて選考するなんて方法に意味がなくなってるってことや」とつづる。
続けて、「そうした知識はすぐ手に入る時代にさ、情報や知識を活かして何ができるのか? どう社会に実践するのか? を試したり教える教育をするべき」と私見を述べている。
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■ファンから賛同や反論
武井の投稿に、ファンからは「まさに! チャットGPTを活用させる問題にすればよい!」「良いこと言うなぁ。知識ではなく知恵ですよね」「ほんとにそう思いますね。私も置いて行かれないように頑張ろう」と賛同の声があがった。
その一方で、「ChatGPTは正解が定型ではない答えや、知識を活かして活用するような試験の答えも出してしまうから問題になってるんだと思いますよ」「主に危惧されているのはレポート・論文でのチャットGPT使用であり、レポートは『決まった答えを覚えてる人を点数付けて選考するなんて方法』ではありません」といった意見も寄せられている。