人気ラーメン店主が教える「即席麺を何倍もウマくする方法」 コンビニのアレを載せるだけで…
新登場の「マルちゃんZUBAAAN!横浜家系醤油豚骨」。人気ラーメン店「飯田商店」店主は焼鳥を載せると味がさらに良化すると分析。…早速やってみた。
このたび新発売となった東洋水産の即席麺「マルちゃんZUBAAAN!(ズバーン)横浜家系醤油豚骨」(税込130円)。
販売以降「クオリティが高すぎ」「スープが秀逸」「満足度高過ぎる」とネットでも話題を呼んでいるが、じつは手軽にウマさをバク上げする方法がある。
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■鶏油の香り、コク、醤油の旨味が効いた濃厚スープ
熟成麺のような弾力や粘りとなめらかさのある麺と、濃厚でコク深いスープをウリにしている「ZUBAAAN!」シリーズ。昨年4月に「背脂濃厚醤油」「旨コク濃厚味噌」「にんにく旨豚醤油」の3種がリリースされ、以降ラーメンフリークの間でも人気を集めている。
そして今月4日、満を持して登場したのが「横浜家系豚骨醤油」。鶏油の香り、コク、醤油の旨味が効いた家系醤油豚骨スープが特徴で、まさに店で食べる味と遜色ないクオリティに仕上がったと、東洋水産が超自信を持って誕生させたのだ。
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■130円とは思えないウマさ
早速、買って調理してみた。丼に液体スープと粉スープを入れ、よく混ぜ合わせてから、麺を茹でる。麺は太く、茹でていると小麦の良い香りが漂う。…すごくいい感じ。
麺が茹で上がったら、茹でたお湯だけを丼に注ぎ、スープを溶く。ここがスープをしっかり仕上げるポイントだ。
若干トロみがある家系ラーメンスープができあがったら、麺を丼に投入し完成。一口すすると、麺の強いコシ、そして何より豚骨と鶏ガラが効いたスープの完成度が高く、130円とは思えないウマさだと感じた。これは白米が欲しくなるやつ。
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■連日行列が絶えない「飯田商店」店主の金言
ここにニンニクや豆板醤を入れればさらに理想形に近づくが、やはり具材も欲しいところ。
そんな時、同商品リリースイベント(3月30日開催)にゲスト出演した神奈川・湯河原の超人気ラーメン店「らぁ麺 飯田商店」店主である飯田将太さんの言葉を思い出した。
飯田さんは、具材として「直火焼きの味わいが合うと思うので、コンビニでも買える塩味の炭火焼き鳥の相性が良い」と完成度アップの秘訣を語っており、購入時に合わせて買うことを推薦。
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■「焼鳥」を載せるだけ
たしかにチャーシューなどを準備するのは大変だが、コンビニのホットスナックコーナーなどにもある焼鳥は手軽だ。
向かったコンビニはあいにくホットスナックコーナーの焼き鳥品切れだったため、しかたなくおつまみコーナーのお高い「焼き鳥盛り合わせ」をゲット。レンジで温めた後、出来上がったラーメンに乗せ「2杯目」を食べると、焼き鳥の香ばしさが炙りチャーシューのテイストに近く、一気に美味しさが上昇した。記者の体感値では5倍くらいウマい…。
ポイントは十分スープが濃厚なので、タレではなく塩の焼き鳥を選ぶことか。手軽にハイクオリティな味を楽しみたい方は、こんな裏技を試すのがいいかも。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)