ポケカ転売の裏で起きた“謎の事態”　「手書きナンジャモ」が続出と売り切れに…

14日、ポケモンカードの拡張パック「スノーハザード」と「クレイバースト」が発売。転売行為が相次ぎ話題を呼んでいるが、その裏で起きている謎現象に注目するファンが相次いでいる。

■ナンジャモ収録のパックが高価で取引

現在、ポケカブームといったこともあり、人気のカードは超高額で取引されている。中でも、トレーナーカードの最上級のレアであるスペシャルアートレアカードは、排出率が極端に低いこともあり、値段が跳ね上がることも多い。

そんな中、今回の拡張パックで『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場した人気キャラ・ナンジャモが収録されたことから大きな話題となり、深夜からカードショップに並ぶ人たちが続出。転売ヤーも含めて、問題視されていた。

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■転売ナンジャモは25万円

記者が14日の18時時点でフリマアプリを確認したところ、多数のナンジャモのポケモンカードが転売されており、スーパーレアカードで5万円前後、スペシャルアートレアカードでは25万円前後で販売されていた。

これらに対してネット上では「異常すぎる」「転売ヤーがウキウキしてて本当に腹が立つ」といった意見があがっていた。また「転売ヤーすごすぎて買えなかったんだが」といった怒りの声も寄せられている。

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■謎の手書きカードが話題に

そんな中、ネット上では「ナンジャモの手書きカードが売られてる」といった報告が…。いったいどういう状態なのかと疑問に感じつつ、フリマアプリを確認してみると確かにナンジャモの手書きカードが販売されていた。

しかも、どのカードもめちゃくちゃ上手いイラストというわけではなく、なんと言うか味がある。しかも、そこそこ売れているのだ。価格は300円とかなり安価であり、スペシャルアートレアカードに比べたら激安なのは確かなのだが…。

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■ファンからは反響が

ここからは憶測の域を出ないのだが、手書きナンジャモカードの出品者はおそらく転売ヤーとのポケカ戦争に敗北し、パックを手に入れられなかった人たちだと思われる。ナンジャモを手に入れられなかった悲しみのあまり、ナンジャモのカードを自作し販売を試みた…のかもしれない。

これらの手書きカードに対して、ネット上では「これで300円とかなら買ってあげたい」「転売のカード買うくらいならコレ買ったほうがいい」といった声があがっていた。

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（取材・文／Sirabee 編集部・北田力也）