リモートワークだった会社が毎日出社になったら… 3割は「転職も検討」
5月からは感染症法上の分類が5類に引き下げられ、マスク着用も自由となった新型コロナウイルス。もし「毎日出社」に戻ったら…。
新年度が始まり、新しい職場や部署に赴任した人もいるだろう。コロナ禍が始まって4年目。規模や職種にもリモートワークが定着した会社も少なくないはずだ。そんな会社が突然、「毎日出社」を求めてきたらどうだろうか。
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■3月からはマスクも自由に
5月8日からは感染症法上の分類が「2類相当」から5類に引き下げられる新型コロナウイルス。それに先立ち、3月13日からはマスク着用が屋内外とも「個人の判断が基本」に。
街中には少しずつノーマスクの人も増えつつあり、社会全体がアフターコロナに向かいつつある中、会社によっては「従来のリモートワーク中心のスタイルを取りやめ、オフィス勤務に戻す」といった号令を出しているところもあるのではないだろうか。
もし、そうした方針変更があった場合、勤務している人たちはどう感じ、どのように行動するのだろう。
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■3割弱が転職も…
Sirabee編集部が3月27〜28日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、リモートワークの状態から毎日出社を求められたという条件において、「必ず転職する」と答えたのは全体の6.9%。
「転職を検討する」という人は21.8%だった。リモートワークを認めていた会社が毎日出社を強制した場合、3割弱の社員を失うリスクがあるということになる。
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■若い世代はとくに
なお、今回の調査結果を詳しく見てみると、毎日出社への拒否感は若い世代ほど多いことがわかる。10〜20代では8.7%が「必ず転職」、25.2%が「転職を検討する」と回答している。
ニューノーマルとして定着した生活様式・働き方を単純に「古いスタイルに戻す」というやり方で変えるのは、ハレーションが起きるかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)