ツイッターの「ブロック機能」削除? イーロン・マスク氏の投稿で憶測飛び交う
イーロン・マスク氏の投稿から、“ツイッターのブロック機能がなくなるのでは”と誤解する人が続出し、憶測が広がる事態に…。
17日あさ、ツイッターのCEOを務めるイーロン・マスク氏のツイートをめぐり、ユーザーの間でツイッターの「ブロック機能」がなくなるのでは…という憶測が飛び交い、トレンドをにぎわせる事態となった。
■「検討する価値はある」?
ツイッターのブロック機能は、不快なアカウントや不審なアカウントに対して関わりを拒否するためのもので、相手とのフォロー関係が解消され、相手が自分のツイートなどを閲覧できなくなるほか、リプライやDMといった手段も制限される。
この機能をめぐり、マスク氏が「It’s worth considering deleting your blocks. What’s the worst that can happen?(ブロックの削除を検討する価値はあります。最悪の場合何が起こる?)」などとツイート。
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■日本のユーザーから悲鳴
この投稿を見た日本のツイッターユーザーの間で、「ブロック機能が削除されるのでは」との憶測が広がり、「ブロック機能」「ブロックリスト」などのワードがトレンド入りする事態となった。
ユーザーからは「ブロック機能なくすのはありえない」「ブロック機能ないとマジで生きていけん」「廃止はやめてほしい」と悲鳴があがり、「ブロック機能なくなったらツイッターやめようかな」「これが本当ならツイッターは居場所じゃなくなる」と嘆く人も。
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■「ダメな拡散の仕方」
ただ、マスク氏のツイートをさかのぼると「ネガティブな意見を役立てるために、自分のブロックリストを削除した」という趣旨の投稿をしており、前述のツイートも、ツイッター全体の機能への言及ではなく、ただ単に自身のことについて述べた内容とも受け取れる。
ユーザーからも、「ブロック機能消すなんて言ってないと思うぞ。文句を聞くために自分のブロックリストをまっさらにしたよってだけ」「イーロンさんが『自分のブロックリストを削除した』って言っただけみたい」「文章が切り取られてダメな拡散の仕方をしてる」といったコメントが寄せられた。
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■「よかった」安堵の声
この流れに、「よかった、削除されるのは誤解か…ブロック機能なくなったらツイッターやめるかと思っちゃったよ」「早とちりしなくてよかった」「そういうことだったんだ、ホッとした」と安堵する声が広がった。
とはいえ、マスク氏のCEO就任以来、ツイッターではさまざまな変更が行われていることもあり、「システムを好きにいじれる側の人間が言ってるから拡大解釈されるのも理解はできる」との意見も。
中には「イーロンはこれまで何度も『これが良いと思うからやるよ!』をやらかしてなかったっけ?」「『というわけでブロック機能なくしました!』て言い出しかねないとは思ってしまう…」と疑心暗鬼になる人も見受けられた。