これがあっさりの極みか…山形県「米沢ラーメン」の普通さに衝撃を受ける
これぞあっさりの極み!山形県米沢市の、米沢ラーメンの名店「かわにし」に行ってみた。
年間1世帯当たりの中華そばの消費量が全国一位の市といえば、山形県山形市だ。山形県には山形市以外にも美味しいご当地ラーメンがある市が多く、県南部の米沢市では、米沢ラーメンの名店が軒を連ねている。
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■人気の店といえば「かわにし」
そんな米沢ラーメンの中でも、とくに人気の店といえば「かわにし」。少し市街地から外れた場所にあるにもかかわらず、ランチタイムには行列ができる有名店である。
メニューは定番の中華そば以外に塩味のタンメンや味噌ラーメンがあるが、最初はスタンダードな醤油味を食べておきたいところ。
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■喜多方ラーメンよりもさらにあっさり
記者が注文したチャーシューメンは、900円とリーズナブルだがたっぷりとチャーシューが入ったボリューム感のある一杯。チャーシューは脂身の少ない部位を使っており、バラ肉がメインの喜多方ラーメンよりもさらにあっさり系だ。
スープも優しい出汁の風味を感じられる、全部飲めそうな薄味で、ちぢれ麺とよく絡み美味しい。おそらく全国的に見てもあっさりのレベルが突き抜けたあっさり味なのだが、毎日食べるとしたらこれぐらいあっさりでないと飽きてしまうのかもしれない。
米沢ラーメンの名店「かわにし」は、毎日でも食べられそうな超あっさりの中華そばが大人気。個人的にはもう少しこってりが好きだけど、この絶妙な味付けが地元の人に愛されているんだろうなぁ。次は味噌ラーメンに挑戦したい。 pic.twitter.com/W2iazB8V8y
— 熊田熊男 (@yamasan15588510) April 15, 2023
もう少し濃くてもいいかな…と思ってしまったが、ラーメンをたくさん食べる山形県民としてはこれぐらいで抑えたほうが良いのだろう。あえて味を抑えるという職人技にも、感動と衝撃を受けた一杯であった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男)