ゴールデンウィークの過ごし方を調査 「旅行」は1割、最も多かったのは…
コロナ禍も明けつつある今年のゴールデンウィーク。どのように過ごす人が多いのだろうか。
今年もまもなくゴールデンウィークが始まる。4月29日から5月7日まで、もし5月1日、2日を休めば9連休となる。新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5月から5類に引き下げられ、3月からはマスク着用も個人の判断が基本に。
街も賑わいを取り戻しつつあり、コロナ禍が落ち着いてから今回が初めてのゴールデンウィークとなる。
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■旅行の予約は回復
海外旅行や新幹線の予約状況は、コロナ前の2019年に近い水準に戻っている分野も。観光庁が行っている全国旅行支援は、ゴールデンウィーク期間中は除外されるが、観光地や交通機関の過度な混雑を避けるためには適切な判断かもしれない。
一方、混んでいる時期にわざわざ旅行や観光することを避ける人たちもいるだろう。今年のゴールデンウィーク、世間はどのように過ごすのだろうか。
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■5割は「自宅で過ごす」
Sirabee編集部が、4月22〜24日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象にゴールデンウィークの過ごし方について調査したところ、「旅行など遠出する」と答えた割合は、全体の9.6%。1割を下回った。
「近場に出かける」という人が41.1%。最も多かったのは、なるべく出かけずに自宅で過ごす予定の人たちで、49.3%と5割に迫った。
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■若い世代は旅行志向
ゴールデンウィークの過ごし方は、世代によってかなりバラつきが大きいようだ。旅行を予定している人は若い世代ほど多く、10〜20代では16.7%。
旅行代金が高く混雑していても、仕事の休暇などからこの時期を選ぶ人が多いのだろう。
一方、仕事をリタイアしている人も増える60代では、GWに旅行を考えている人は今回の調査では1.5%にとどまった。7割が自宅で過ごす予定という。
また、子育て世代の中核と見られる30〜40代は、近場に出かける人の割合が最も高かった。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)