カンニング竹山、ナベプロをクビになった理由とは 「何ですかって聞いたら…」
カンニング竹山が、上京当初に所属していたナベプロを“クビ”になった理由を告白。ファンからは「濃い人生」の声も。
お笑いタレント・カンニング竹山が、27日に更新された千原兄弟・千原ジュニアのYouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』に出演。上京当初に所属していた渡辺プロダクション(当時)を“クビ”になった経緯について明かした。
■92年に「カンニング」結成
竹山は大学浪人時代の90年に同級生とコンビを結成し、オーディション番組を経て福岡吉本に1期生として所属。しかし1年ほどで辞めて上京した。
そこで偶然、小学生時代の同級生だった故・中島忠幸さんと再会し、92年にカンニングを結成。「ネタ見せ」を経て渡辺プロダクションに所属したという。
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■「東京が楽しくて…」
所属当初、新人のカンニングは先輩芸人たちに混ざって、劇場ライブでの出番が多数与えられた。それを気に入らなかった先輩たちに囲まれて「調子乗るんじゃねえぞ」などと凄まれたこともあったものの、だんだん親しくなり、先輩たちにかわいがられるように。
ところが、「仲良くなったら、ネタ作らなくなるんですよ。先輩とか、友達めっちゃできるんですよ。もう東京が楽しくて仕方がないんです」と遊びに忙しくなってしまった。
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■「素行が悪い」
週に1度は、スタッフへのネタ見せのためにネタを作らなければならなかったものの、「だんだん『きょうはまだできてません』とか、直してこいって言われてるのを全然直してなかったり。それがずっと続いてたんです。『ワタナベプロライブでは評価されてないけど、ほかのライブでは評価されてますよ』って生意気なことを言うようになったり…」と次第に増長。
すると、「ちょうど1年半くらい経ったときに呼ばれて、『クビです』。理由、何ですかって聞いたら『素行が悪い』って。21歳の終わりぐらいかな」と振り返っていた。
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■「濃い人生」の声
竹山の話に、ファンからは「エピソードそのものにインパクトが大きいのもあるだろうけど、あまりにも話がうますぎる!」「めちゃくちゃ面白い。劇的なエピソードがあるのはもちろんだけど、圧倒的にしゃべりがうまい。素晴らしい」「なんか上質な落語聴いた気分」とコメントが寄せられた。
また、その波乱万丈ぶりに「不器用でも頑張ってきた人なんだね」「濃い人生だなしかし」との声もあがり、中には「その場の感情で動いたほうが割といい人生になるのかなぁ」と自身の生き方について考える人も見受けられた。