三宅健、ジャニーズ退所で振り返る「30年の功績」 ファンを気遣う行動に関係者も驚き
本日、ジャニーズ事務所を退所する三宅健。三宅は30年間のジャニーズ人生で、絶大な功績を残してきた。
本日2日、元V6・三宅健がジャニーズ事務所を退所する。音楽、バラエティ、手話…。30年間、ジャニーズの中でも幅広い分野で活躍してきた。
そんな三宅の輝かしい功績を振り返る──。
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■Jr.の頃から絶大な人気を誇る
三宅は1993年にジャニーズ事務所入り。元V6・森田剛と共に「剛健コンビ」として絶大な人気を誇った。
あるテレビ局関係者は、当時の三宅についてこう語る。「入所して2年後の95年に、ジャニーズJr.初の単独コンサートで森田さんとメインボーカルを務めました。通常、CDデビューする前のJr.は先輩の後ろで踊りながら徐々に知名度を上げていきます。三宅さんはJr.にも関わらず、デビューした先輩にも負けないほど人気があったので、異例でしたよ」(テレビ局関係者)。
95年にV6としてデビューすると、97年から『学校へ行こう!』(TBS系)、『伊東家の食卓』(日本テレビ系)などの人気バラエティ番組に出演し、お茶の間にも広く認知された。
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■「大御所タレントからも愛される」
歌やダンスはもちろん、三宅には「武器」があった。前出のテレビ局関係者が語る。
「人懐っこい性格で、大御所タレントにも物怖じせず、すぐに仲良くなれます。明石家さんまさんや笑福亭鶴瓶さん、所ジョージさんらにもタメ口で話したり、冗談交じりで呼び捨てで呼んだりします。三宅さんがそうした言動を取っても、可愛げがあるので、大御所の人からも愛されている印象です。特に、所さんとは一緒に相撲観戦したり、誕生日プレゼントを贈り合うなど、プライベートでも親交が深いんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
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■手話を始めたきっかけは…
三宅は2014年から今年3月まで、手話講座番組『NHKみんなの手話』のナビゲータを務めるなど、手話も堪能だ。ある芸能事務所関係者は、三宅が手話を始めたのはファンのためだと話す。
「V6がデビュー10周年を迎えた2005年に握手会が行われました。そのイベントでろう者の女性が三宅さんに手話で話しかけたのですが、意味がよく分からず、上手く対応できなかったそうです。彼の中で悔しい思いがあったのか、それから3年間手話の講習会に通って勉強しました。どんなファンにも楽しいんでほしいという思いから、V6のコンサートのDVDに収録された曲やMCにすべて字幕を付けるようにしたといいます。いつも、ファンを最優先に考えて行動する彼には驚かされますよ」(芸能事務所関係者)。
三宅の優しさに救われたファンも多いことだろう。
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■気になる今後の活動
歌、バラエティ、手話と幅広い分野で活躍してきた三宅。今後はどのように活動していくのだろうか。
「昨年7月にソロデビューしたので、ソロコンサートでファンと会える場を設けつつ、特定の分野に限定せず、オールマイティーに活動していくと思います。以前から、手話の仕事により力を入れたがっていたので、YouTubeチャンネルを開設したり、三宅さんが講師となって手話を教えるなどの活動も期待できますよ」(前出・芸能事務所関係者)。
三宅はジャニーズ事務所の公式サイトで「しばらくは次のステージへ向かうため少し充電のお時間を頂きます」としつつ、「ファンの皆様とは必ず会える日が来ることをお約束します」とコメントしている。
三宅とファンが“WA”になる日はそう遠くないはず。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)