4割の人が経験しているゲームプレイ中の“誤作動” 任天堂が教える対処方法がわかりやすい
任天堂が公式ホームページで紹介していた「勝手にキャラクターが動いてしまう」場合の対処法とは…。
ゲームをプレイしている最中、コントローラーを動かしていないにも関わらず突然キャラクターが動き出してしまった…なんて経験をしたことがある人もいるのでは。今回は、Nintendo Switchでプレイ中に「勝手にキャラクターが動き出してしまった」場合の対処法を紹介したい。
■勝手にキャラクターが動いてしまう現象
今回紹介する対処法は、任天堂が公式ホームページで紹介しているもの。コントローラーを使用して遊んでいる際に、「勝手にキャラクターが動き出してしまう」状態は、いわゆる「ドリフト現象」と呼ばれる現象が原因とされている。
この「ドリフト現象」とは、コントローラーのアナログスティックを、触れていないのに入力操作が行われる不具合のこと。アナログスティックは内部が摩耗し、内部パーツが削れて生じるプラスチックの粉が干渉して誤作動の原因になる…と言われている。
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■任天堂が教える対処法
同ホームページでは、コントローラー側とSwitch本体側、2パターンでの対処法を紹介している。コントローラー側での対処法は、コントローラーの「シンクロボタン」を短く押すというもの。Joy-Conコントローラーでは内側に、Nintendo Switch Proコントローラーでは前側にボタンが設置されており、短く押すと一度Switchとの接続が切れるため、再度接続しなおせば改善する可能性があるという。
Switch本体側での対処法は、大きく分けて4つ。1つ目は本体の設定で「スティックの補正」を選択して調整をするというもの。2つ目は本体の設定から「ジャイロセンサーの補正」を選択して調整するというものだ。
3つ目と4つ目はコントローラー自体を再度接続する…といったもので、Joy-Conコントローラーでは本体に再度接続し直し、Nintendo Switch Proコントローラーの場合は有線で接続すると改善する可能性があるようだ。
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■それでも直らない場合は修理が必要
なお、コントローラーの「ドリフト現象」は本体やコントローラーの設定だけでは直すことができず、コントローラーのスティック部分に問題が発生している可能性もある。
その際は、点検・修理のためコントローラーを任天堂サービスセンターに送付するといいだろう。
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■全体の4割以上が「経験アリ」
ちなみに、Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に調査を実施。その結果、全体の47.3%が「ゲームプレイ中に勝手にキャラクターが動いてしまった経験がある」と回答していた。
どうやら、ゲームに触れたことのあるユーザーの多くは「ドリフト現象」に悩まされている模様。記者もほぼ毎日ゲームをプレイしているのだが、FPS系の作品をプレイするとコントローラーがすぐに摩耗してしまい、2ヶ月程度でコントローラーを交換するはめになってしまったことも。
これは記者の経験則だが、ドリフト現象は一度改善してもすぐに再度発生してしまうケースが多いため、諦めて新しいコントローラーを購入することをオススメしたい。
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(文/Sirabee 編集部・北田力也)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)