よく見るあの電池、“不燃で捨ててもダメ”な理由に納得… 「かなりの確率で火が出ます」
マシンガンズの滝沢秀一が不燃ゴミを破砕する機械を写真で公開。そこにリチウムイオン電池が入ると…。
ゴミ清掃員としても勤務するお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が9日、自身の公式ツイッターを更新。リチウムイオン電池が不燃ごみとして出せない理由を写真付きで説明した。
【画像】不燃ゴミの破砕機を公開、この中にリチウムイオン電池が入ると…。
■「かなりの確率で火が出ます」
3日にリチウムイオン電池の処理について投稿した滝沢。“隠すように可燃ゴミに出さないように”と忠告していたが、可燃でなく不燃ゴミとして出す人もいるようだ。
しかし滝沢によると不燃ゴミとして出すのもかなり危険な行為とのこと。この日は「不燃ごみを砕く機械はこんな感じです」と3枚の写真を投稿した。
画像1枚目には不燃ゴミを破砕している機械が写っており、「鉄と鉄で不燃物を挟んで砕いていきます。この中にリチウムイオン電池が入るとかなりの確率で火が出ますので、自治体の指示に従ってというのは、こういう理由からです」と説明。
3枚目では、実際に機械で潰され、焼け焦げた跡が…。
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■自己判断は禁物
じつはリチウムイオン電池は熱だけでなく衝撃にも弱い。そのためこのように破砕機で押しつぶされてしまうと発火しやすいのも当然といえるだろう。
なお捨て方には地域差があり、火災事故を防止するために電池類を一括回収している自治体も。滝沢は「処理の仕方によって違うので、前、住んでいた所が不燃だったから、こっちも不燃でいけるだろうと自己判断せず、ごみパンフレット見てくださいね!」と注意を呼びかけた。
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■「今までピンとこなかったけど…」
この投稿にユーザーは「おぉ〜!」「なるほどこういう理由なのか」「今までピンとこなかったけど、そうか電池が入ったままのをそのままポイすると、ダメなのか」と納得。
また、「ゴミ処理場に火災が起きたら受け入れ停止、税金で修理。巡りめぐって行政のサービスに影響する」との声も上がっている。