GHCヘビー級王者ジェイク・リー、プロレスオールスター戦に意気込み 「ここからなんだよ」

GHCヘビー級王座の2度目の防衛に成功し、ノアの顔になりつつあるジェイク・リーが、6月開催『ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!』へ向け意気込みを語った。

2023/05/10 13:00


ジェイク・リー

今年に入ってからそれまで所属していた全日本プロレスから、プロレスリング・ノアに主戦場を変えたジェイク・リー

3.19神奈川・横浜武道館大会で、清宮海斗からノア最高峰のベルトであるGHCヘビー級王座を奪取すると、4.16ゼビオアリーナ仙台大会で中嶋勝彦を相手に初防衛に成功した。



■勝利するも「ここからなんだよ」

今月4日に開催された東京・両国国技館大会では、ノア創設メンバーである丸藤正道を相手に接戦を制して2度目の防衛にも成功。ノア侵攻5ヶ月目で早くもノアの顔になりつつある。

丸藤との試合後、ジェイクは「見てたでしょ? 受けっぱなしだ。けど、それを望んだのは俺だ。けど、意図してそうしたわけじゃない。そうなったんだ。予期せぬところからの一撃で。体格差ってそれぐらい勝負を作用するのに。すごく重要な位置なんだ」

「だから俺はタイミングが合っただけなんだ。タイミングが合っただけ。中嶋勝彦戦にしてもそうだ。タイミングが合っただけなんだ。けど、そのタイミングを掴み取ったんだ。掴み取れたから、今こういう風に肩にかけているだけ。俺は強いんだぞなんて、胸張ってまだまだ言えないね。ここからなんだよ」と持論を展開した。


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■次のテーマは「覚悟」

試合後は挑戦者が現れなかったが「丸藤選手はこう言った。俺より強いヤツはたくさんいるって。虎視眈々と狙っているんじゃないですか。ただ、出るタイミングがなかっただけで。もう今何時だと思ってる? 結構な遅い時間だぞ。それを考えたら、空気読んでくれたんじゃないか」

「今、チャレンジャーは誰もいない。じゃあ、誰もが望んでいたチャンスが到来したわけだ。だから、記者の方々、次の試合をよく見てくれ。次の興行は確か14日の後楽園だったはずだ。そこでたぶんまたいろいろな動きが出るだろう。俺は楽しみにしてるよ」とコメント。

そのうえで「強さ、歴史、未来。他にもたくさんあるはずだ。覚悟とかね」と語り、強さの勝彦、歴史の丸藤、未来の清宮を破ったことで、次期挑戦者とは覚悟をテーマに試合をしたいようだ。


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■ノア代表として

6月9日には両国国技館で、古巣の全日本、そして新日本プロレスとともに開催するプロレスオールスター戦『ALL TOGETHER』も控えている。

ジェイクは「いい質問だ。とてもいい質問だ。来月、この場、このままいったら、ベルトが俺の手元にあると。その中でっていうことでいいんですかね? 俺はまだノアを語れるほどノアを知っているわけじゃない。確かにきょうも大きな一歩だった。けど、それでも知っているなんて口が裂けてもまだ言えない」

「だから、俺はジェイク・リーとしてALL TOGETHERに。けど、やっぱりこのベルトを肩にかけてるから、もちろんノアってすげえんだぜってものを見せつけますよ」とノア代表として胸を張って出る意向を明らかにした。

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