『できるかな』高見のっぽさん訃報に悼む声 昨年死去もいま公表の理由は…
NHK Eテレ『できるかな』で“ノッポさん”として親しまれた高見のっぽさんが、昨年死去していたことが報じられた。非公表だった理由に「ノッポさんらしい」との声も…。
NHK教育テレビ(現NHK Eテレ)『できるかな』で“ノッポさん”として親しまれた俳優で作家の高見のっぽさんが昨年死去していたことが、きょう10日に報じられ、悲しみの声が上がっている。
■昨年9月に死去
高見さんは昨年9月10日に心不全のため88歳で死去。持病などはなく「風のように旅立った」そうで、葬儀は近親者で執り行われたとのこと。
関係者によると周囲を騒がせたくないという本人の希望もあってこれまで公表されていなかったそうだ。
関連記事:“アニソン界の帝王”水木一郎さん死去 『マジンガーZ』永井豪氏らが追悼
■今のタイミングで公表のワケは…
1970年から1990年まで約20年間にわたり放送された『できるかな』で“ノッポさん”として出演していた高見さん。
ノッポさんといえば、「でっきるっかな、でっきるっかな」という歌に合わせた動きと、無言で行うジェスチャーを交えての工作。相棒「ゴン太くん」とのコンビも話題で、最終回では「あーあ、喋っちゃった」と初めて言葉を発して衝撃が走った。
そんな高見さんは自身の訃報を半年以上ふせるよう望んでいたとのことで、今のタイミングで公表に至ったのは今日5月10日が誕生日であることが理由のようだ。
関連記事:すみれ母・松原千明さん死去 1ヶ月以上経過も「未だ筆舌に尽くしがたい…」
■非公表の理由に「ノッポさんらしい」
この訃報に「えっ、の、のっぽさんが!?」「ショック」「あかん、仕事の休憩中だけど泣いちゃいそう…」などと驚きや悲しみの声のほか、「のっぽさんには大変お世話になりました」「のっぽさんありがとう」「天国で初代ゴン太くんと沢山おもちゃ作ってね」「ご冥福をお祈りします」などと感謝や祈りの声が上がった。
当時子供だった人からは「小学校の頃学校の授業でノッポさんを観た」との声もあり、「喋らないノッポさんが不思議でした」「最終回に喋ってビックリした記憶が甦りました」「翌日『ノッポさんが喋った』という話はクラスでちょっとした騒ぎになりました」と懐かしむ人も。
また、公表を遅らせたことについて「みんなを考えてくれているノッポさんらしい粋な姿」「亡くなったあともプロだなぁ」との声も上がっている。
・合わせて読みたい→加藤茶、志村けんさん命日に2ショット公開 「いつまでも最強タッグ」懐かしむ声
(文/Sirabee 編集部・今井のか)