地震の「おかげ」「せい」? 早朝の最大震度5強の警報から思わぬ論争に…
きょう朝に起こった千葉県南部を震源とした最大震度5強の地震で、「地震のおかげ」という表現が話題に。日本語の用法をめぐる論争となっている。
■「モヤる」「絶対言わない」
ネットユーザーからは、「おかげ、というのは恩恵を受けた影響らしいが何か得をしたのだろうか」「地震のおかげで学校が休みになった、とかならまぁ分かるけど、地震というもの自体は良い現象ではないからやっぱりちょっとモヤる」「過去に地震で苦しめられている兵庫県民の私は『地震のお陰様』は絶対言わない」といった声が。
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■疑問に対する違和感
その一方で、「話し言葉なんて変わっていくものだし何が正しいとか騒ぐのは変な感じするのよなぁ」「地震のおかげでって言ってる人は皮肉で言ってるかマジで早起きできてラッキーの2択だろ」「皮肉の意味もあると分からない層がいることに1番びっくりした」と、疑問を抱く人に対して逆に違和感を覚える人も。
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■「備えの見直し」を呼びかける人も
また、地震から思わぬ論争に発展したことに、「なんで地震が起きて日本語云々の争いが起きるんだよ」「地震のおかげで論争起こってるおかげでおかげがゲシュタルト崩壊しやがった」とのコメントもみられ、「これをきっかけに備えを見直し、真の意味であの『地震のおかげ』で準備できて良かったということにしてほしい」と呼びかける人も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)