GWのフェスで大規模クラスター発生か　「5類移行」もノーマスク・声出し解禁に波紋

新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行し、声出し解禁となったが、音楽イベントで大規模クラスターが発生していると話題になっている。それを受け、ツイッターでは「クラスター」がトレンド入りした。

 

■移行後も注意を呼びかけ

松野官房長官による5月8日の記者会見で、新型コロナウイルスは季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行すると発表された。

「新型コロナの感染症法上の位置付けが変わっても、ウイルスの特徴が直ちに変わるものではない」と述べ、「感染対策により気をつけていただく」と喚起を呼び掛けていた。

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■コロナ渦で3回目の開催も…

しかし、ゴールデンウィーク中の今月3日から7日にさいたまスーパーアリーナで開催された室内ロックフェス「VIVA LA ROCK（ビバラロック）」終了後に、続々と新型コロナウイルス陽性の報告が上がった。

コロナ禍で3回目の開催となる同イベントだが、昨年は出演アーティスト、スタッフからの感染報告もなく、感染拡大はなかったとし無事にイベントを終了していた。

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■声出し解禁で感染爆発か

ツイッターでは「クラスター」がトレンド入り。

ツイッターでは「『ノーマスクで大騒ぎするとどうなるか』の社会実験になってますやん…」「今までの感染対策が効果的だったことを示すケース」といった冷静な分析をするコメントのほか、「これだけの密度と呼吸量でノーマスク声出ししてたら感染するって」と声出し解禁に対する意見も見られた。

「そんなに感染症になりたくないならコンサートにいかなければいい」という自己防衛を呼び掛けるツイートや「コロナ禍で何を学んだのかな」という辛辣な意見も集まっている。

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（文／Sirabee 編集部・水元ことし）