ラミレス氏、ヤクルトから巨人に移籍した理由を告白 「本当は残留したかった」
アレックス・ラミレス氏が「本当はヤクルトに残留したかった」と告白。それでも巨人に移籍した理由は…。
東京ヤクルトスワローズと読売ジャイアンツで活躍したアレックス・ラミレス氏が、野球解説者・槙原寛己氏のYouTubeにゲスト出演。現役時代、ヤクルトから巨人に移籍した理由を語った。
■ヤクルトに残留したかった?
現役時代の輝かしい成績を振り返ったあと、「ヤクルトの大黒柱として活躍を続けていたが、2007年のオフにヤクルトから巨人に移籍しました」と紹介される。
槙原氏が「これはエージェントが10倍ぐらい、ジャイアンツは出すからってきたんですか?」と質問すると、ラミレス氏は「ううん、そんなことをないよ」と話したあと、英語で「本当はヤクルトスワローズに残留したかった」と語った。
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■2年契約を希望するも…
さらにラミレス氏は「しかし残留できなかったのは、その年にヤクルトの球団社長が交代して、シーズンの終わりくらいからヤクルトに残りたいという話は伝えていた。それで年俸は同じでいいので、2年契約にしてほしいと言っていた」と英語で話す。
続けて「問題ないと言われたけれど、シーズンが終了して帰国のため空港にいたら、メールが届いた。その内容は同額の年俸で1年契約という内容だった」と振り返った。
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■巨人が年俸3倍でオファー
ラミレス氏は「ちょっと検討しますと保留して、アメリカに戻ってからエージェントに今の条件では契約したくないと言って、FA宣言をしてオファーを待つことにした」と語る。
そして「それで最初に声をかけてきてくれたのが巨人で、給料も3倍という条件だった」と移籍の真相を明かす。
すると槙原氏は「2倍、2倍じゃなくて3倍」とかつて元関脇・高見山氏が出演したCMを引き合いに笑いを取り、「そりゃ3倍じゃ行くよね」と理解を示す。
巨人入団後の感想については「人気者になった。ヤクルト時代も人気があったが、巨人は球団が宣伝をしてくれて、個人でしていたパフォーマンスも巨人はよりファンが楽しめるようにジャビットと練習をしたりして、球団とともに質を向上させていた」とラミレス氏はコメントしていた。