平野紫耀・岸優太・神宮寺勇太、キンプリ脱退後の「進路」　関係者は新たな才能にも期待

15日、2018年に発売したKing＆Princeのデビュー曲『シンデレラガール』がミリオンを達成。5年越しに成し遂げた快挙に歓喜するファンが続出している。

そんな中、メンバー3人が脱退する日が迫り、今後の活動が気になるところ。彼らの「進路」を取材してみると…。

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■脱退するメンバーの今後は…？

キンプリは、22日をもって平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人がグループを脱退し、ジャニーズ事務所も退所する（岸の退所時期については後述）。永瀬廉と高橋海人はグループに残り、キンプリとして活動を続ける。

3人が別の事務所に移籍するのか、個人事務所を立ち上げるかなど、5月18日時点で今後に関する公式の発表はない。平野らはどんな活動をするのか、関係者に予想してもらった。

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■ダンスを軸に活動か

ステージでは難易度の高いダンスを華麗にこなし、ドラマでは巧みな演技で見る人を魅了し、バラエティ番組では天然な言動でお茶の間を和ませる平野。あらゆる分野で能力を発揮する彼は、どんな道に進むのか。

あるテレビ局関係者は、ダンスを軸に活動していくのではないかと推察する。「平野さんは小学2年生でダンスを習い始め、キンプリとしてデビュー後も、アメリカで難易度の高いダンスを学ぶなど意欲的です。ダンスを主体に音楽活動しつつ、チャンスがあれば海外のドラマや映画にチャレンジしていくことが考えられます。山下智久さんのように、海外の事務所とエージェント契約し、現地での活動に重きを置くのではないでしょうか」（テレビ局関係者）。

昨年11月にグループを脱退する発表をした際も、海外への強い思いを口にしていた。もちろん、海外だけでなく、日本での活動にも期待が持てる。

「CMのオファーも殺到するでしょう。平野さんはクリーンなイメージが強く、幅広い世代に認知されているので、昨年も多くのCMに出演していました。彼を起用した商品はよく売れるので、今後も使いたい企業は増えると思いますよ」（前出・テレビ局関係者）。

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■秋まではこれまで通り、その後は？

岸は22日にグループを脱退後も数ヶ月ジャニーズに残留し、秋頃に退所する。当面はこれまで通り活動していくようだ。

「8月には主演映画『Gメン』の公開が控えているので、作品の宣伝も兼ねたバラエティ番組や雑誌の出演もあるでしょう。レギュラー出演している『ザ! 鉄腕! DASH!!』（日本テレビ系）や『VS魂グラデーション』（フジテレビ系）も、ジャニーズ事務所にいる間は続投すると思いますよ」（前出・テレビ局関係者）。

平野同様、昨年の発表では「海外に関わる仕事がしたい」と話していた岸。どんな活動をしていくのだろうか。あるレコード会社関係者は、「可能性の一つ」と前置きした上でこう続ける。

「ソロで歌手活動をしていくことが考えられます。岸さんは音域が広く、キンプリでもソロパートを任せられることが多かったです。そうした歌唱力の高さを生かしていくのではないでしょうか」（レコード会社関係者）。透明感のある歌声で世界中の人を魅了するかもしれない。

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■「新しい分野にも期待が持てる」

前出のレコード会社関係者は、神宮寺の今後は海外志向の平野、岸とは少し方向性が異なるのではないかと推察する。「2021年に単独舞台『葵上』『弱法師』─「近代能楽集」より─で主演を務めるなど、舞台での実力が高く評価されています。歌やダンスもこなせるので、ミュージカルでの活躍にも期待できますよ」（前出・レコード会社関係者）。

舞台での活動に加えて、新しい分野に進出する可能性もあるようだ。

「ステージの演出に関わるのではないでしょうか。神宮寺さんはキンプリのライブ演出を担当したことも多く、広い視野で全体を俯瞰できる能力に長けています。その才能を生かし、神宮寺さん自らステージの演出を手がけても面白いと思いますよ」（前出・レコード会社関係者）。“敏腕演出家”になる日も遠くないかもしれない。

これまで、キンプリは圧倒的なパフォーマンスで多くのファンを魅了してきた。グループを離れる3人がどんな道に進んでも、明るい未来になることを願いたい。

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（取材・文／Sirabee 編集部・斎藤聡人）