里崎智也氏、巨人&オリックスの電撃トレード解説 「ひょっとしたら…」
巨人・廣岡大志とオリックス・鈴木康平の電撃トレード。里崎智也氏の評価は…。
元千葉ロッテマリーンズで野球解説者の里崎智也氏が17日、自身のYouTubeチャンネル『Satozaki Channel』を更新。読売ジャイアンツの廣岡大志選手と、オリックス・バファローズの鈴木康平投手の交換トレードに言及した。
■「このトレードは…」
廣岡選手は、2021年に東京ヤクルトスワローズから巨人に移籍。今季は9試合に出場し、打率は2割1分4厘1本塁打2打点。鈴木投手は21年に中継ぎとして活躍したが、昨季は14試合で0勝1敗、今季はここまで1軍登板がなかった。
両選手の電撃トレード。里崎氏は「このトレードは、素晴らしい。かなりポジティブないいトレードになった」と拍手し、その理由を解説する。
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■新天地で即戦力の可能性
まず廣岡選手の成績に触れた里崎氏。今年2軍で好成績を残していたが、5月に1軍に上がってからはガクンと数字が落ちた。
「右の内野陣がいない中でいくか? ってところで登録抹消。5月の頭、ここが廣岡選手にとったらジャイアンツンにいるための勝負の試合だった。そこで判断されちゃった」。
そうなると「もう新天地に行った方がいい」とし「ひょっとしたら、うまいことジョイントできる可能性もある」と話す。さらに、右の代打が不足しているオリックスのチーム状況を考えれば、即戦力の可能性もあるという。
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■中継ぎ崩壊中の巨人からすれば「欲しい」
一方、鈴木選手も廣岡選手と同様で、オリックスの投手層が厚い中、1軍の登板機会に恵まれないということは「出番もうないよね」とズバリ。
「そうなってくると移籍はいい。しかも、(巨人は)現在中継ぎ崩壊中。チャンスある。右のリリーフ、ジャイアンツにとったら欲しいところ」と指摘した上で、両チーム、両選手とっては「めちゃくちゃいいトレード」と強調していた。