江頭2:50、暴動騒ぎで警察沙汰に発展した「トルコ全裸事件」語る 「俺を殺しに…」
江頭2:50が、1997年にトルコで起こした事件を説明。警察沙汰になったその騒動の判決の内容も明かし…。
お笑いタレントの江頭2:50が18日深夜、自身の公式YouTubeチャンネル『エガちゃんねる EGA−CHANNEL』に出演。1997年に起こした「トルコ全裸事件」について語った。
■トルコで全裸ネタを考案
カルト教団への潜入や闇バイトなどについて話す「時効だから話せる話」シリーズが人気な江頭。今回のシリーズ第5弾では、「トルコ全裸事件」について語った。
江頭は1997年、テレビ番組の企画でトルコの国技・オイルレスリングをするために渡航。
しかし、練習中に頭部を3針縫う怪我を負ってしまい、危険と判断したディレクターがオイルレスリングへの参加を中止させ、代わりにお笑いショーをしてほしいと提案した。
異国での突然の要求に「そんなの無理だよ!」と思ったそうだが、持っていたふんどしなどを見てパフォーマンスを思いつく。最終的に全裸になる流れだったが、それをディレクターやオイルレスリング選手たちに口頭で伝えたところ、大ウケだったという。
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■「俺を殺しにくる」
本番で江頭はふんどし一丁で登場。座禅した状態で縄跳びをするといったネタには観客から歓声が起こったそう。
しかし、全裸になってからは一転。トルコでは、公衆の前で裸になることが禁じられているイスラム教徒が多く、江頭にはブーイングが浴びせられ、退場することに。
それでも観客の怒りは収まらず、会場内は暴動騒ぎが勃発。「トルコ人が俺を殺しにくる」と控え室も危険な状態で、警護していた警官が銃で追い払っていた。
その後、ピストルを持った警官とともに江頭はパトカーで会場を後にする。
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■判決は…
ディレクターからは「たぶん20日間の留置所生活か罰金刑になる」と伝言された。これに江頭は「罰金刑でも相当高いんだろう」と覚悟。
通訳と2人で判決を聞くことになったが、「罰金…75円です」と、少額の罰金刑を宣告される。「大掛かりなドッキリかと思った。カメラ探しましたからね」と当時の心境を明かし、スタッフたちの笑いを誘う。
「当時の75円っていうのは、トルコで大きいパンが2個買える金額」と付け加え、「トルコでも安いんですね(笑)」とさらに笑わせた。
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■トルコでのネタ披露に期待も
江頭の動画には、「本当にいろんな経験されてるなぁ。時効シリーズは本当に面白い」「話を聞いてると臨場感がありすぎてすごい恐怖が伝わってくる」と反響が集まり、「時効だから話せるシリーズはほんと続けてほしい」といった声が上がった。
また、江頭は事件の12年後にトルコを訪れ、騒動の現場にいたオイルレスリングのチャンピオンや監督と親しいスリーショットを撮影し、新聞にも掲載された。
江頭は「エガちゃんねるでぜひ、トルコに行ってお笑いのショーやりたいっすねぇ」と望んでおり、「いつかトルコの人たちを笑わせる動画を楽しみにしています」と心待ちにするファンも見られた。