オリックス山本由伸、先発を前に囲み会見 「まだまだだけどしっかり集中して投げていければ」
20日の日ハム戦で先発予定のオリックス・山本由伸が前日囲み会見。同学年のセデーニョの1軍合流に期待し「いよいよ来たなという感じ」。
20日の北海道日本ハム戦(京セラ)で先発をするオリックスのエース・山本由伸が、前日の囲み会見を行った。山本はここまで6試合に先発し、3勝2敗、防御率2.35の成績を収めているが、まだ完投、完封はない。
■「ボールもすごく良くなってきている」
この1週間は「いつも通りです」 という山本。今週は遠征にも帯同したが「いやもう本当にいつも通りで、明日の試合に向けてしっかり準備しました」 と特に変わった点はない様子。
登板ごとに感触はよくなっているか?との質問には「そうですね。ボールもすごく良くなってきているし、まだまだだけどしっかり集中して投げていければと思う」 と手ごたえを感じているようだ。
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■「全力でぶつかっていければ」
好調の日本ハム打線については、「しっかり作戦面だったり、すごく上手だし、勢いを感じる試合も何試合も見ているので、しっかり全力でぶつかっていければなと思う」 と語った。
また前回一緒にお立ち台に上がった茶野篤政に道具をプレゼントしたそうだが「たまたま話をしてたら、用具提供がないという話をしてたので、それは大変だなと思って」 とその理由について明らかにした。
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■セデーニョ合流に期待も
チームはタフな試合が続いているが、「みんな変わらず一生懸命やっているし、順位は2位になってしまったけど、そんなに大きな差はないと思う。まあ、シーズンはすごく長いですし、カードが変わればまた流れも変わるし、とにかく目の前の試合を集中して戦う、それだけだと思う 」とエースとして目の前の勝ち星を狙う姿勢は変わらない。
最後にキャンプで絡んでいた同学年のセデーニョが1軍に合流したことを聞かれると、「ずっと2軍で打ってるのもチェックしてたので、いよいよ来たなと言う感じで。同い年の選手たくさんいるので、みんなで活躍していけたら。もうめちゃくちゃ打ってたので、すごいなと思って。「期待しましょうよ。しないんですか?」 と笑いを誘っていた。
今年の山本は球数が要する試合が多いだけに、今回は完封ペースで投げたいところだ。
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■執筆者プロフィール
どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。
音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。
横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。
2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・どら増田)