発明家親子が「ビールで動くバイク」を作り話題に ガソリン代の高騰から着想

ハリウッドのベテランメカニックが「発明家」になり、奇抜な発明品を制作。今回はビールを燃料にして動くオートバイを生み出した。

2023/05/21 07:30


ビール・乾杯

アメリカ・ミネソタ州の発明家の父子が、「世界初のビールを燃料にして動くオートバイ」を発表し、SNS上で話題を集めている。『UPI』『Fox News』などの海外メディアが報じた。

【動画】ビールの力で動くオートバイ



■ハリウッドで活躍したメカニック

話題を生んだのは、ハリウッドの伝説的スタントマンであるダー・ロビンソンのメカニックとして活躍し、現在は故郷のミネソタ州で「ガレージ発明家」として活動しているカイ・マイケルソンさんだ。

今でも毎週のように何かを作っており、人々からは「ロケットマン」の愛称で親しまれているマイケルソンさんが、自身のYouTubeチャンネルで最新の発明品を発表した。


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■奇抜な発明品はいつものこと?

マイケルソンさんはこれまでにも、ロケットエンジンを搭載したトイレやジェット動力のコーヒーポットなど、奇抜でユニークな発明品を作り続けてきた。

そんなマイケルソンさんが今回、息子とともに作り上げた発明品は、「世界で初めてビールを推進剤にして走るオートバイ」。名前の通り、ガソリンの代わりにビールを使って走行するという。


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■時速200キロ以上のスピードに

マイケルソンさんいわく、バイクエンジンの代わりに加熱コイルを備えた約50リットルのビア樽が取り付けられており、ビールは樽の中で300℃まで熱せられるという。

ノズルから噴出された高温の蒸気は推進力となり、バイクは最高で時速150マイル(約240kキロ)の速度に達する可能性があるそうだ。また息子のバディさんは、このバイクは「ほとんどの飲み物を燃料にして走らせることができる」と語った。


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■ガソリン代が高いから…?

マイケルソンさんの発明がニュース番組『Fox 9 News』で取り上げられると、SNS上でも話題となり、発明家親子のバイクは多くの人の知るところとなった。

番組の中でマイケルソンさんは「私はお酒を飲みませんし、最近はガソリンの価格が高騰しているので、ビールを燃料にすることを思いついたのです」と笑顔で語った。

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■ビールの力で動くオートバイ
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