ラミレス氏、巨人・坂本勇人に三塁手転向を提案 「打撃練習を長めに」と助言も
ラミレス氏が坂本勇人選手に「サードコンバート」を提案。その理由は元ヤクルトの…。
元横浜DeNAベイスターズ監督のアレックス・ラミレス氏が、自身のYouTubeチャンネル「ラミちゃんねる」で、読売ジャイアンツ時代の同僚・坂本勇人選手について語った。
■ラミレス氏が坂本選手を語る
坂本選手についてラミレス氏は「僕の大好きな選手。長年にわたって高いレベルで安定した成績を残している」とコメントする。
さらに「メジャーリーグでいえばアレックス・ロドリゲス(ヤンキース他)のような選手。ショートという難しいポディションで30ホームラン以上打てて、守備も素晴らしい」と絶賛。
そして「キャプテンとしてのリーダーシップも持っている。東京ジャイアンツといえば坂本勇人だよ。まだまだやれる選手だね」と評した。
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■巨人選手のピークは35歳
ラミレス氏は巨人の浮上には坂本選手の活躍が欠かせないとしたうえで「坂本選手はまだ34歳だ。僕がジャイアンツに所属したときに言われていたんだけど、巨人選手のピークは35歳だと言われたよ」と指摘する。
続けて「ジャイアンツで活躍した選手を見ると、35歳で大活躍した選手はとても多い」「勇人も怪我なくしっかり体調を維持すれば、来年は素晴らしい結果を出せると信じている」とコメントした。
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■サードへのコンバートを提案
さらにラミレス氏は坂本選手のショートの守備は巨人でトップレベルと評したうえで、「彼はサードを守るのがベストだと思う」と提言する。
理由について「今年入団した門脇誠選手の守備力が坂本選手より勝っている」ことを挙げ、「彼は若いのでショートを守り、坂本がサードを守れば守備の不安はなくなる」と力説。
そして「以前ヤクルトで宮本慎也選手がショートからサードに回り、ゴールデングラブまで獲得した。そしてレギュラーとしてバリバリ活躍していた」などとコメントした。
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■元同僚としてエールも
動画の最後にラミレス氏は「元ジャイアンツの同僚で、名球会のメンバーとしてアドバイスをするなら、あと少しだけがんばってほしい」と話す。
続けて「しっかりとした試合前のルーティーンを確立し、もう少しバッティング練習を長めにとって、しっかりウェイトもこなして、今以上に身体のケアを心がけてほしい。チームに貢献してほしい」とエールを送っていた。