ふかわりょう、記者の『逃げるんですか』発言に「悲しい」 キャンベル氏と議論に
G7で記者が岸田首相に「逃げるんですか」と質問したことにふかわりょうとキャンベル氏が…。
23日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、ふかわりょうとロバート・キャンベル氏が、G7で岸田文雄首相に記者から「逃げるんですか」という声が飛んだことについて意見を戦わせた。
■バイデン大統領の晩餐会が発端
アメリカのジョー・バイデン大統領が4月に開催されたホワイトハウス主催の晩餐会で披露した「ジョーク」を取り上げ、出演者が議論したこの日の放送。
キャンベル氏によるとこの晩餐会では大統領に対しかなり皮肉めいた「辛口ジョーク」も出るとのこと。
ふかわは「質問者があえて怒らせるよう質問を投げたときに、どう打ち返すかだったり。それをほとんどの人がスルーで終わらせますよね。それは得策なんでしょうかね」と問題提起した。
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■辛口ジョークが飛び交う?
その後、晩餐会でコメディアンがバイデン大統領に浴びせた「辛口ジョーク」が紹介される。内容を見たふかわは「日本だとちょっと嫌なヤツだなと思う人もいるかもしれない」と話す。
しかしキャンベル氏は「権力にはこれぐらいやらなきゃ。1番うまみなんですよ、コメディアンにとっては」などと反論した。
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■「逃げるんですか」発言に…
さらにふかわは「先日のサミットで、(記者が)『逃げるんですか』っていう、あれを放りこんだじゃないですか。あれは悲しい気持ちになった」と指摘する。
するとキャンベル氏は「ふかわさん、それはプレスとしては当たり前のことなんですよね。僕は戻ってきて答えた岸田首相はすごくかっこよかったと思ったんですね 」と反論。
続けて「それぐらい『この件はどうですか』ということを言って、『逃げるんですか』 っていうことは、本当はそれは日本の記者クラブのなかですべてが値踏みと事前調整のなかで報道がなされている」と語った。
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■キャンベル氏が反論
キャンベル氏はさらに「あれはやっぱり言論の自由とはちょっと違う。かなり異質なものなんですよね」と話す。
そして「海外から派遣されたジャーナリストは全員口を揃えて言うんだけれども、記者クラブというのはやっぱり毒。 それはもっと自由に権力者にいろんな意見や質問をぶつける空間がないから 」と記者クラブを批判。
さらに「僕らも見ていて『おおやっているね』って思ったんですけど。それって普通。民主主義国家をいろいろ回っていくと、普通ですよね」とコメントする。
バッサリ斬られた形となったふかわは「うーん」とつぶやき、話題を次へと移していた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)