オカダ・カズチカが海野翔太に忠告 「新日本プロレスで培ってきたものを俺にぶつけてみろ」

オカダ・カズチカと海野翔太が6人タッグマッチで対戦。試合後のオカダの忠告に、海野は改めて打倒オカダを誓った。

2023/05/27 00:20

オカダ・カズチカ

新日本プロレスは毎年恒例のジュニアヘビー級最強戦士決定戦『BEST OF THE SUPER Jr.30』(BOSJ)準決勝トーナメント5.26東京・代々木第二体育館大会を開催した。



 

■オカダらが6人タッグマッチ

第5試合では、NEVER無差別級6人タッグチャンピオンチーム、オカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏と、海野翔太&オスカー・ロイベ&ボルチン・オレッグがノンタイトルマッチで対戦。

打倒オカダを宣言している海野は、ガンガン向かっていく。これを軽く受け切るオカダ。アメリカ帰りの棚橋も元気なファイトで、会場を沸かせる。最後は石井がロイベを逆エビ固めで絞りあげてギブアップ勝ち。

試合後、海野は椅子を持ってオカダを挑発。しかしオカダは余裕のレインメーカーポーズを見せると、笑みを浮かべていた。


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■オカダは翔太に忠告

バックステージでオカダは「なぁ翔太、俺があぐらかいてるって? オメーだろ、その“若さ”というものに頼ってあぐらかいてるのはテメーだろ。あぐらかいてるヒマはこっちにはねぇんだよ、だからこのポジションにいるんだよ。ナメんじゃねぇよコノヤロー、あぁ!?」と激怒。

「そんなもんか、テメーのその、“あぐらをかいてるオカダさん”ってのに、首根っこ掴んだり、試合後突っかかってきたり、それでいいんですか? ちげーだろコノヤロー、あぁ!? 新日本プロレスで培ってきたものをよぉ、しっかりと俺にぶつけてみろ。誰もよぉ、若いヤツら、俺のことを倒すことできなかったけど、まぁ、頑張ってください」と怒りを滲ませながら忠告した。


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■翔太は打倒オカダ宣言

一方の海野は「オカダ! オカダ“さん”! 何だオマエの、その余裕そうな表情は。腹が立ってしょうがないな。アメリカでも言ったけど、いつまでもあぐらをかいてる立場でもねぇだろ」と反撃。

「ベビーシッターだ? オイ、オマエが負けた時どうなるか、分かるか? 時代を変えられるのが怖いのか? 逃げるのか? 知らないけど、必ずオマエを倒して、プロレス界でトップになる」と改めて打倒オカダを宣言した。

今後もこの2人の闘いはしばらく続きそうだ。

◆新日本プロレス◆

『BEST OF THE SUPER Jr.30』

2023年5月26日/東京・代々木第二体育館/観衆:1,330人

▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)

オカダ・カズチカ&棚橋弘至&○石井智宏(9分26秒 逆エビ固め)海野翔太&オスカー・ロイベ●&ボルチン・オレッグ

※ワトが決勝進出。


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■執筆者プロフィール

どら増田

どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。

音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。

横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。

2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。

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(取材・文/Sirabee 編集部・どら増田

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