ラーメン二郎を再現した「二郎パスタ」を発見 ジロリアン記者が忖度なしでレビュー
ラーメン二郎を再現した「二郎パスタ」を発見。再現度の高さに驚かされて…。
熱狂的ファンを中心に不動の人気を誇るラーメン二郎。半世紀前にオープンした東京・三田本店を皮切りに、暖簾分けした店舗、それらに影響を受けた「インスパイア系」の店も出現。
今や、全国各地で二郎系ラーメンが食べられるようになった。そんな二郎の味をパスタで再現した「二郎パスタ」があって…。
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■「二郎パスタ」を提供
「二郎パスタ」は、東京・錦糸町にある「麺や 鳥我」で食べられる。同店は2018年にオープンしたイタリア料理店。
定番のミートソースやカルボナーラ、明太子から、カレーや納豆、生姜焼き味といった変わり種のものまで、幅広いパスタを提供している。「二郎パスタ」の正式名称は、「スープパスタジロー」だ。
200グラムのパスタの上に野菜、チャーシューが盛られ、無料トッピングで刻みニンニクも追加可能。二郎らしさあふれる一杯だ。
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■ジロリアンの記者がガチ採点
余談だが、記者は20代前半の頃は週1でラーメン二郎に通っていた。二郎の魅力に取りつかれて食べ続けるうちに、体重が46キロから20キロ以上増量し、お腹周りも“マシマシ”になったジロリアンだ。
これまでに、二郎本店はもちろん、暖簾分けした店舗、インスパイア系の店舗など、「二郎」と名の付くラーメンを多数食してきた。それだけに、「二郎パスタ」なるものが存在するとあっては食べないわけにはいかない。
現地に赴き、その味を確かめることにした。
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■実際に食べてみると…
「スープパスタジロー」(900円)に、チャーシューを増量する「肉増し」(+300円)を追加して注文。味は迷ったが、本家・二郎と比較するため醤油味をチョイス。
食べる直前に店のスタッフから「ニンニク入れますか?」とおなじみのコールもあった。今回は、初めての来店なので、ニンニク少しでオーダー。
もやしとキャベツが高く盛られ、その上に鳥と豚のチャーシューが乗っていて、見た目は二郎そのもの。スープを飲んで驚く。
背脂が入った非乳化の醤油スープでパンチが効いている。もやしとキャベツはくたくたに茹でられていて、パクパク食べられる。
チャーシューは、さっぱりした鶏肉とぷるぷるで柔らかい豚肉の二種類が楽しめて、途中で飽きない。麺はやや太めのパスタでスープともよく絡む。最後まで大満足で完食した。
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■本家・二郎と比較すると…
本家・二郎と比較して気付いた点もあるので、こちらも記しておきたい。まず、味の要となるスープに入った背脂は二郎をしっかり再現している印象を受けた。
通常、パスタで背脂はあまり使わないが、変にギトギトせず、それでいてパンチがある味だった。後味はあっさりしているので、二郎初心者でも食べやすいと思う。
麺は美味しいが、贅沢を言うと、もう少し太めのパスタを使うのもありかもしれない。二郎で使われる麺は、うどんのように太く、ごわごわでわしわしした太麺が特徴的だ。平打ちのパスタ「タリアテッレ」であれば、より二郎に近付けると思う。
ただ、1,000円以内で、山盛りスタイルや中毒性の高いスープパスタが食べられるのは素直に驚いた。「二郎パスタ」、初心者も、ジロリアンも一度食べないと損するぞ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)