生きたウナギを肛門に入れた男性が瀕死の重症 便秘解消の「民間療法」のつもりが…
便秘解消のための「民間療法」として、肛門からウナギを入れた男性。恥ずかしくて医者に行けず、一歩間違えれば命を落とす事態に…。
中国東部で、便秘を治そうとして生きたままウナギを肛門に挿入した男性が、内蔵に穴を開ける重症を負い、SNS上で注目を集めている。『環球時報』『Newsweek』などの海外メディアが報じた。
■生きたウナギを肛門から…
江蘇省興化市に住む男性はある時、便秘で悩んでいた。そこで医学的な解決方法を取ることを避け、なぜかウナギを直腸で放し飼いにするという「治療法」を選択したという。
生きたままの大きなウナギを自らの肛門に挿入した結果、ウナギは直腸から結腸に入り、結腸の壁に穴を開けて腹部に侵入してしまった。
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■恥ずかしくて病院に行けない?
現地メディアが報じたところによると、男性は強い痛みを抱えていたが、「内気すぎて医者に診てもらうことができなかった」と語っている。
しかし、丸一日痛みに耐え続けた男性は、ついに地元の病院の医師に助けを求めることに。すると医師からは「あと少しで命を落としていた可能性がある」と言われたという。
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■下手すると死亡していたかも
男性はその後に手術を受け、体内から体長20センチのウナギを摘出した。しかし、生死の境をさまよっていたのは、なにもこの男性だけではなかった。
驚くべきことに、男性の体内に放たれたウナギもこの苦境を生き延びており、外科医が取り出した時にはまだ生きていたという。こうして男性は、生きたウナギを肛門に入れてはいけないという、貴重な教訓を学ぶことになった。
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■相次ぐチャレンジャー
便秘を解消するために行われたこの危険な「民間療法」は、近年になって多くの人々に影響を与えている。2017年には、別の男性が便秘を解消しようとして、胃から50センチのウナギを取り出すハメになった。
また、2020年6月にも50代の男性がヌマウナギを肛門に挿入した結果、ウナギが腹腔を食い破って糞便と膿が漏れ出し、重度の感染症を引き起こしたという。
その際に手術を行った医師は「手術が間に合わなければ死亡する可能性が非常に高かった」と延べ、ウナギを使った便秘解消法を行わないよう訴えている。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)