太田光、上岡龍太郎さんの人格を讃える 「『絶対にヤラセはできない!』って…」
亡くなった上岡龍太郎さんは、ヤラセを決して許さなかったという。
5月に亡くなっていたことが公表された上岡龍太郎さんについて、4日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で爆笑問題の太田光がコメント。過去に共演した際、スタッフにヤラセを提案するも、上岡さんの意向で却下されたことを振り返った。
■上岡さんの番組で…
生前にお世話になったという太田は、「上岡さんの番組でロケがあって。なんか実験、検証するロケでね」と、共演した中でも特に印象深いエピソードを告白。
「『国道1号線には軍手が落ちている』というのを…」「何枚落ちているのかっていうのを検証するんですよ」「僕は日本橋から初めて、田中は京都から、軽トラに乗ってずっと、ノロノロ運転で。途中、静岡で落ち合う」とその内容を明かした。
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■ディレクターにヤラセを提案
しかし、あまりに地道なロケに、太田は「僕は途中で、担当ディレクターに『これは、ヤラセをするべきだ』と」とヤラセを提案したことを暴露。
スタジオに笑いが走ると、「テレビなんだから、ちゃんと検証する必要はないと」と続け、「僕が拾った絵を撮って、それを繋げればいいじゃないかって言って、僕はその後寝たんです」とさらに暴露していく。
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■ディレクターから告げられたのは…
だがディレクターはこれを断固拒否したそうで、「だけど、『絶対にヤラセはできない!』ってディレクターが言うんですよ」と明かすと、「当時、そんなことありえないですよテレビ界では!」と意味深な発言も。
「『何でだよ!』って俺はディレクターとケンカになったんですよ」と一触即発を振り返ったが、「そしたら、上岡さんが絶対に許さないと」と上岡さんの意向であることを伝えられたのだという。
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■「なんていい人なんだと」
これに太田は「なんていい人なんだと」と、実直な上岡さんを称賛。「オンエア見たら5分ですよ?」「なんて効率の悪いテレビの撮り方をするんだって当時は思いましたけど」と振り返ると、「まぁ、どっちが正解なのかは視聴者の皆さんに…」と照れ笑いを浮かべた。
一方、相方の田中裕二は誠実にロケに挑んでいたとのこと。「32個拾ったよ!(笑)」と成果を明かすと、太田は「知らねぇよ!」と真面目さにツッコんでいた。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)