GACKT、ファンががんで余命宣告を受け…　かけた言葉に視聴者感涙

5日放送の『しゃべくり007』（日本テレビ系）に、ミュージシャンのGACKTが出演。がんの告知を受け、余命宣告されたファンにかけた言葉とは…視聴者のあいだで反響を呼んでいる。

 

■「声に聞き覚えがある」

今回番組では、人気企画「クイズ！　私のこと覚えてますか？」を放送。スタジオに5人の一般人が登場し、その容姿や言動から、ゲストやしゃべくりメンバーとどのような過去があったか、記憶を辿りながら、クイズ形式で答えていくものだ。

そのうち1人の女性に「声に聞き覚えがある…」と、早速なにか思い当たる様子のGACKT。

質問を重ねながらじっくりと思い出し、そこで出した答えが「病気になって頑張れってメッセージのやりとりをした」というもの。どうやらフルネームまで覚えているようだ。

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■事務所に出した1通のメール

GACKTが出した答えのとおり、その女性はGACKTの20年来のファンで、いまから14年前にがんが判明。「5年生きられないかもしれない」と宣告され、不安に押しつぶされそうになりながらも、思い出したのはやはりGACKTだった。

そこで「返信なんて来るわけもない」と分かりつつも、病状を記したうえで「辛すぎて、1人になると涙が止まりません」と事務所宛てにメール。すると1週間後、「諦めたら終わるぞ。頑張るんだ。来年もライブで待ってるぞ」との返信があったそうだ。

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■「最後まで笑顔でいて」

その後、2年間で10通以上のメールを送り、そのたびGACKTは前向きになれるような言葉をくれ、やがてがんを克服したと話す女性。海外ライブツアーで短いあいだ話した以来の再会とあり、女性は思わず涙を流す。

GACKTが当時の気持ちについて「自分のファンのみんなには、最後まで笑顔でいてもらいたい」と話すと、女性は「会いに行くことを恩返しにいまも頑張ってます」「ありがとうございます」と笑顔を向けた。

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■視聴者も「Mr.パーフェクト」

ファンが辛い状況に置かれた際には「励ますことしかできない」と語ったGACKT。

2人のやりとりはネット上で反響を呼び「GACKTさんの言葉には魂が宿るね」「さすがMr.パーフェクト…ファンにもこんな優しいなんて」「こういうファンとのやりとりを全部覚えてるところもスゴい」といった多くのコメントが寄せられていた。

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（文／Sirabee 編集部・東水 壮太）