中尾ミエ、芸能生活60周年＆喜寿バースデーライブ開催　尾藤イサオもゲストで熱唱

6日、アーティスト・女優として活躍する中尾ミエが、バースデーライブ「中尾ミエ 77th birthday live No Time At All〜人生もっともっと楽しまなくちゃ〜」を丸の内コットンクラブにて開催した。

■誕生日と60周年記念の節目

オープニングはバンドメンバーの演奏で登場した中尾。『Welcome to my show』で口火を切ると、会場は祝福の拍手で包まれた。

勢いそのままに『帰って来た女へ』と自身の大ヒット作『可愛いベイビー』を披露。客席から手拍子と声援の一体感も。

MCでは芸能生活を振り返り、77歳の誕生日と60周年記念の節目で初のソロコンサートを開催したと説明。公演のテーマとして「中尾ミエだからこそ歌える彼女のありのままの人生観を伝える心に響く楽曲」を掲げた。

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■『stardust』を熱唱

バックミュージックには、テレビ番組『ザ・ヒットパレード』のテーマ曲が流れる。

黄金時代の懐かしいポップス『Popʼs medley』（ボーイハント〜アイドルを探せ〜夢見るシャンソン人形〜/バイバイバーディ〜この胸のときめきを）『シャボン玉ホリデー』のテーマ曲が流れるとザ・ピーナッツ、クレイジーキャッツと共に一時代を築いた仲間とのエピソードを語り、同志たちと歌った『stardust』を歌唱した。

観客も全盛期を彷彿とさせる魅力的な歌声に酔いしれ、どこか懐かしさを感じているようだった。

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■各国の音楽祭へも

中尾は自身の活動を振り返る中で、各国（ブラジル、ギリシャ、ルーマニアなど）の音楽祭を通して多くの経験を積んだという。その時の描写は今なお鮮明にあり、良き思い出として記憶されている。

その中でも特に日本の音楽祭（合歓ポピュラーフェスティバル）で槇みちるが歌った曲は強烈な印象だという。 パフォーマンスに聴き惚れ込み、のちに自らカバーを志願をした逸話も。

その楽曲は『片想い』で、中尾らしいアレンジを加えこの日披露された。