「父の日」にプレゼントを贈るか調べてみたら… 「母の日」と比べると悲劇的な結果に
今年は6月18日が「父の日」。感謝のプレゼントを贈るか調査してみたら…。
20世紀初頭、「母の日」にやや遅れように米国で現在の形で始まった「父の日」。日本でも、米国と同じく6月第3日曜日が父の日とされ、今年は18日にあたる。
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■母の日はシンボリックだが…
母の日といえば「カーネーションを贈る」など象徴的なイベントがあるが、「何を贈ったらいいか迷う」との声も聞かれる父の日。ただ、ふだんはコミュニケーションを取りづらい男親に感謝を伝えられる貴重な機会だ。
実際、どれくらいの人が父の日にプレゼントを贈っているのだろうか。また、母の日と比較するとどんな実態なのだろう。
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■贈る派は4割
Sirabee編集部が、4月22〜24日にかけて全国10〜60代の父親が存命の男女845名を対象に調査したところ、「父の日にほぼ必ずプレゼントを贈る」と答えたのは21.1%。「贈る事が多い」は18.2%だった。
およそ4割が感謝の贈り物をする習慣があるようだ。
ただ、同時に調査した母の日のプレゼントでは、「ほぼ必ず贈る」「贈ることが多い」の合計は6割超え。母の日と比べると父の日の存在感の薄さが垣間見える。
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■女性は5割近くが「贈る」
今回の調査結果を男女別に検証してみると、興味深い傾向も。男性では「ほぼ必ず贈る」と「贈ることが多い」の合計は3割ほど。「贈らない」との回答も3割を超えている。
一方、女性では「ほぼ必ず贈る」「贈ることが多い」を合わせると5割に迫った。父と息子という関係は、やや難しい側面もあるのかもしれないが、年に一度の機会を大切にしてみてもよいかもしれない。
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■執筆者紹介
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ!』(宝島社新書)。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)